それでも世界は美しい・最新141話のネタバレと感想｜花とゆめ7号

2020年3月5日発売の「花とゆめ」7号に掲載されている「それでも世界は美しい」第141話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

それでも世界は美しい・第141話のネタバレ

カラと悪霊が目覚めたとの知らせを受けたリビ！

急ぎ彼女らの元へ向かっていると、どうやら先にアルとメンフィスが到着しているとのこと。

なんと！アルも出てきているのですね！何やらニケに関することで話しがあるらしいですが…一体どんな話しなのでしょうか。

リビたちが駆けつけると、目覚めた悪霊が自らの正体について語っているところでした。

彼女の名はシドン・テテオラルク。 かつて大陸全てを支配した闇の帝国の帝王でした。

闇の帝国…それは千年も昔の話のことです。

ですがシドンはある守護者に会いたいがために、悪霊となってこの世に留まって千年もの時を過ごしてしまったのだとか。

その守護者の名前はティルス。 雨の公国の王族の一人です。

ティルスは気象を操って世界制服を目論むシドンに物申しに、たった一人で闇の帝国へとやってきました。

シドンの気まぐれから、ティルスは天候を操作するための遺跡手渡されます。

どんな綺麗ごとを言っていても力を手にして変わらない人間などいるわけはない。

そう考えるシドンは、ティルスを試すことにしたのです。

ですが力を手にしたティルスは、周辺諸国の日照りや火事などの問題を次々に解決。

力を人のためにしか利用しませんでした。

そんなティルスを見て、闇に支配されていたシドンの心は少しずつ絆されてゆきます。

シドンがティルスに心を開きかけていたその頃…なんとティルスは世界を守るために守護者となってしまったのでした…。

まるでリビとニケのようですね…。

その悲しみから怨念と化してしまったシドン。

果てしない時間の中で、生きた目的も自分の正体さえも忘れていってしまったのだといいます。

 

とここでアルからニケに関する話がされます。

アルはメンフィスと共になんと往復2日半かけて王宮図書館の最下層まで行き、古代語の書物を読み漁って守護者に関する有力な情報を得てきたのだといいます。

アルいわく、シドンを守護者として立てれば、ニケがこの世界に戻ってこれるかもしれないというのです。

しかしそれには世界に散らばったシドンの一部をかき集めて完全体にしてやる必要があるのだそう。

わずかでもニケに再び会えるかもしれな希望が見え、リビは思わず涙を流します。

 

そしてリビたちはシドンの欠片を集めることにします。

碑石に封じ込められたシドンの欠片。

それを吸収し、無事に自我を保つことに成功したシドンでしたが…同時にシドンはあることを悟ってしまいます。

自分が完全体を取り戻すには、リビの寿命では間に合わないというのです…。

 

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それでも世界は美しい・第141話の感想

せっかくニケと再会できる希望の兆しがみえてきたというのに…あんまりです。 人の一生ではシドンが欠片を吸収しきるには時間が足りないとのこと…。

ですが、ここまできたのです。 かつてニケと関わりがあったもの全てを召集し協力させて欠片探しを行い、なんとしてもニケをこの世界に呼び戻す…そんな展開になればいいなと願うばかりですが…。

もしかしたらニケがこの世界に戻ってくるころには、リビはとっくに大人に、いやおじいちゃんになってしまっているかもしれませんね。 そんな結末もアリかなぁとは思ってしまいますが！