ハジメテノサツジン・第126話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「ハジメテノサツジン」第126話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

音羽と悠の一騎打ち、ついに決着！？

攻防の末、崖から突き落とされてしまった悠！繭が駆け付けますが、時すでに遅し。

音羽は、一部始終を知ってしまった繭をどう始末しようか考えます。そして繭に突き付けた選択は、「何も見なかったことにする」か「この場で悠の後を追うか」の2択でした。

目の前で親友を失った繭の選択は……！？

音羽の正当防衛が成り立つ

悠がナイフで音羽の太ももに傷を負わせた直後、悠は崖に突き落とされてしまいました。この場合、音羽は正当防衛が成り立ってしまいます。これにより、音羽が罪を免れる可能性が格段に上がってしまいました。これは悠にとっては大きな誤算です。

繭が本格的に邪魔に

繭は少なくとも、音羽が悠を崖から突き落としたのを直接目撃しました。実際には音羽は森のことも突き落としているため、2人の殺人未遂に関わっています。もし繭が警察にこのことを話せば、いくら正当防衛とはいえ、音羽が警察から疑いの目をかけられるのは免れません。

音羽が繭を放っておくはずがない

そんな爆弾のような存在となった繭を、音羽が放置することはまずあり得ません。また、音羽が悠に直接的な危害を加えてしまったことから、繭は完全に音羽に対する反抗心を強めています。もはや繭を操作することは、いくら音羽でも不可能な状態でしょう。おそらく音羽は、繭が「何も見なかったことにする」か「この場で悠の後を追うか」どちらの選択をしても、最終的には繭を始末するつもりであると考えられます。

繭が選んだ選択はそのどちらでもなかった

繭に究極の選択を突きつける音羽。よほどのことがない限り、普通の人ならまず「何も見なかったこと」にして自分の身の安全を確保した後に、警察に事情を話にいくかもしれません。また、罪の意識に押しつぶされそうな精神面の弱い人間なら、後追いしてしまうことも考えられるでしょう。少し前の繭はまさにそんな危険をはらんだ精神状況でしたよね。しかし、今回繭が選択したのは、そのどちらでもなかったのです……！

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悠が落ちていく様を崖上から見る事しかできなかった繭は、少女漫画にあるまじき叫び声をあげていました。なんだかそのあたりが猛烈にリアルです。

繭の家族たちは、繭が失踪したことに気づき、警察に届けを出して繭の捜索を始めています。しかし、家族や警察が繭を見つけるよりも、繭と音羽の決着がつくほうが先でしょうね。