なまいきざかり・第130話のネタバレと感想｜花とゆめ14号

2021年6月18日発売の「花とゆめ」14号に掲載されている「なまいきざかり」第130話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

なまいきざかり・第130話のネタバレ

成瀬は、夢をみていました。 それは幼少期に袴田と一緒にバスケをしていたときの夢。

袴田は成瀬に対して、「いつか絶対一緒に～」と何かを約束していますが、肝心なところで目覚めてしまう成瀬。

あのとき、袴田は何て言っていたのだろうか…そうぼんやりと考えながら、ベッドの上で目覚ましをバシリと叩くのでした。

 

初詣旅行以来、由希と成瀬は何のトラブルもなく穏やかな日々を送っていました。

しかしここで思わぬトラブル（？）が舞い込んできます。

バスケ部の洗濯物を干す由希の元に、何やら個性的なファッションをした集団が現れ、藪から棒に土下座をしながら折り逝って相談があると申し出てきたのです。

初っ端から伝わってくる面倒くささに由希は訝し気な顔をしますが、とりあえず話を聞いてやることにしました。

この集団は央崎で「SAKISAKI」というファッション誌を作っている同好会なのだそう。 雑誌自体はものすごくしっかりと作りこまれているのですが、作ることばかりに注力しすぎて雑誌自体を実際に手にとってもらう活動を完全に失念していたのだそうです。

そこでリーダーの鬼島は、誰もが手に取ってしまいそうな雑誌を作るべく、央崎でも有名なイケメンの成瀬と袴田にモデルをお願いしようと思い立ったのでした。

鬼島は2人に直接アタックしても取り合えてもらえなかったために町田に頼みこみにきたのです。

由希は気乗りはしませんでしたが、バスケ部のPRにもなるかもしれないとこの頼みを引き受けることにします。

 

袴田と成瀬は最初こそこの依頼を断るものの、鬼島が出演してくれないから代わりに由希をモデルにすると脅しのようなことを言い出したため、渋々モデルを引き受けることに。

しかし鬼島が要求してくるポージングは基本的に2人のツーショットで、やれ「腕を組んでみてくれ」だの「顔を近づけてくれ」だの…由希をめぐって冷戦状態の2人にとってはかなり際どいものばかり。

さらに鬼島は2人のバスケシーンも要求してきました。 突然始まることとなった袴田VS成瀬の1on1！ 案の定2人はムキになって本気でやり合い始めてしまいました。

2人の対決を見ていた由希は、袴田と成瀬がそれぞれ以前よりも各段にテクニックが上達していることを目の当たりにします。

これまでずっと並んで走り続けてきた2人。 どちらかが追い越そうとすれば、それに合わせてもう片方も加速し、2人は高めあってきたのです。 彼らのバスケに対する情熱を止められる人なんて誰もいません。

ふと、成瀬がこれまで見せたこともないようなテクニックを披露し、見事に袴田から一点を奪いました。 あまりにも人間離れした動きにギャラリーたちは一瞬言葉を失います。 対戦していた袴田も今の1点には関心したのか、息をきらせながらそういうの試合でもちゃんと出せよなと話してきました。

その瞬間、成瀬の頭の中で幼少期に袴田とともにバスケに勤しんだ頃が思い起こされて…成瀬はつい袴田に対してハイタッチの手をだしてしまったのです。

しかしすぐに誤魔化そうとする成瀬。 少し考えてから彼は、昔一緒にプロで戦おう的なことを自分に言ったかと質問します。

袴田の記憶には、絶対に一緒にインターハイに行こうと話した記憶が残っていました。

袴田は微笑しながら、言ったかもしれないなと歩き出すのでした。

 

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なまいきざかり・第130話の感想

最近ずっとバチバチしあってた袴田と成瀬…。 なんだか若いの兆しが見えてきましたね！ しかも先に手を差し伸べたのは成瀬のほう…！ 思わず昔みたいなハイタッチを求めてしまったみたいです。 うーんなんだか成瀬が可愛くて仕方ないですねぇ！