エロスの種子・26話のネタバレと感想｜めちゃコミ

「めちゃコミ」に掲載されている「エロスの種子」第26話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

エロスの種子・第26話のネタバレ

マキのお願いで、何回もペットボトルロケットを飛ばしてくれた淳。マキにとって、空に逃げ出していけるペットボトルロケットは希望でした。そんなマキが父親に虐待されていることに気付いた淳はマキを警察に連れていき、その後マキは施設で生活することとなったのです。

たまに刑務所にいる父親の夢を見てうなされることはありますが、マキは今「バブルダンサー」というソープでナンバーワンソープ嬢として働いています。

スナックカンパネラでのんびりとお酒をたしなむマキ。スナックのママは、マキが雑誌に掲載されていることを賞賛します。"売れっ子になればなるほどお客さんは優しい。"と呟いたマキは、"不感症である自分が、今まで感じた男は人生で1人だけだ"と続けます。

マキを助けてくれた淳は、今では警察官として働いているのです。

ママは"もしかして、檜山！？"と色めき立っていますが、それをマキは"ありえない。"と否定しました。

 

バブルダンサーの事務所では、岸が檜山に"少し休んでは？"と声をかけていました。"岸がいるおかげで、仕事も楽になったし休むか。"と返す檜山。岸が檜山が見ていたパソコンに目をやると、マキの個室の様子が映し出されていました。"マキの要望で監視している。"と言った檜山に岸は、"マキに少し厄介な客の予約が入った。"と告げるのでした。

相手の服を脱がしたマキは刺青を見て、"可成組長ですね。"と言い当てます。"なぜわかったのか。"と驚いている組長に、"以前檜山が組長の背中と自分の背中に入っている竜は同じだと言っていたので。"とマキは返しました。

"さすが。"と言った組長はそのまま監視カメラを隠し、マキを超高級ソープ嬢へとスカウトするのです。

"私はここが好きです。檜山さんのおかげで今があります。"と言ってのけるマキに、檜山は顔を真っ赤にしてその話を聞いていました。

そして組長は帰り際に"アイツの支えになってやってくれな。"と残して帰って行ったのです。

感慨深そうに聞いている檜山の元に岸から、"他の部屋でトラブルが起きた。"と告げられ監視カメラの前から立ち去った檜山。測ったわけでもないそのタイミングで、なんとマキの父親が現れたのです…。

"なぜ。どうして。"と思うものの恐怖で声が出ないマキ。大きな音がしたことに驚いた檜山と岸が慌てて向かうと、マキは殴られてボロボロの状態でした…。

救急車で運ばれたマキは脳しんとうで済んだものの、傷は酷く入院することになってしまいます。

怒る檜山は"あれが父親なんだな。"と、父親の名前を尋ねました。"谷原三郎"と小さく答えたマキに頭を下げ続ける檜山は、"絶対に落とし前つけさせてやる。"と怒っている様子です。

様子を見に来た岸もそこにはいました。岸に"週1で手伝いに行っているお宅をお願いしてもいいか？"とマキは頼んでいます。

"谷原の消息を掴んだから今すぐ行ってくる"と間に入った檜山に、"別にいいのに。"と素っ気なく答えたマキ。

マキは"なぜこの時檜山に笑顔で気を付けてね。待ってるの一言を言えなかったのだろう。"と死ぬほど後悔する羽目になるのでした…。

 

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エロスの種子・第26話の感想

うーん…。重い。 マキってなんで大切な人にカメラ越しで想いを伝えることができないのに、対面だと恥ずかしがるんだろう。 まぁ本人もそれをめっちゃ後悔しているんですよね。うん…。わかるんだけど…。切ない。

っていうか塀の中にいるのになんで親父来たの？ 例え刑期終わって出てきたとしても、速攻マキのとこに向かってきている時点で更生してないわけだし、そんな簡単に抜けれるもんなのかな。いや、まぁそこに文句付け始めたら終わりだからサラっと流してみたけど…。

そろそろ淳と出会いそうな気もするし、どうなんだろう。また人生とか運命が変わったりすることがないように願っているけど、そうもいかなさそうなんだよな、この物語…。辛い。