初恋不倫・第16話のネタバレと感想｜Love Silky106号

「Love Silky」106号に掲載されている「初恋不倫」第16話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

現実ではありえないときめきや、スリルを楽しめるドラマが大好きだった類。

そんな類がジムで出会ったのはドラマに出てくるヒーローの様な文昭で、2人は初対面から気が会い逢瀬を重ねます。 イルミネーションを目の前に告白され、自分は恋愛ドラマのヒロインにでもなったかのような気分になったのです。

"王道な女の子がタイプじゃなかったのね。"と言った類に"初恋はボーイッシュな女の子で独りでいるような子だった。"と文昭は答えます。 確かに自分は似ているかも。と類は思いました。

相性がばっちりだと感じていた2人は順風満帆に結婚をし子どもができます。類はこの生活が何年もずっと続く、そう追い込んでいたのです――――。

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探偵から送られた来た写真を見た類はこんなドラマみたいなスリルなんていらない。と拳をギュっと握りしめました…。

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家で料理をしながら、文昭のことを思い浮かべる香。

"私と結婚してたらあなたは他の人と浮気してた？"と尋ねた香に"香が妻だったらするわけないだろう。"と答えた文昭。 "中学の時の純粋なままで香を見てしまうから、ずっと好きなままんだ。"と続けた文昭に"私も好きよ。"と香は抱き着きました。

そう思い出している途中に、部屋のインターホンが鳴ります。

"近広です。"と堂々と挨拶をしてきた類に一瞬息ができなくなった香。とにかくボロを出してはいけないと用心しながら類を部屋へと招きます。

けん制を先に仕掛けて来た類にやり返す香。

"不倫ドラマみたい！"と笑った類に、自分には覚悟があるとムッとした香が答えた瞬間、類は香の頬を殴ったのです…。

"夫と離婚はしないので慰謝料はいりません。今後夫と会わないという念書にサインをお願いします。"と書類だけを残して帰ろうとした類に、"従わなければ？"と問いかけた香。

すると類は笑いながら"ヒロインのつもりなら、勘違いよ。"と香に包丁を向け"殺されたいの？"と凄んできて――――――！？

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類が文昭に固執していた理由が今回でやっとわかりました。 まじでこんなクソ男のどこがいいんだろう。ってずーっと思いながら読んでいたんですが、初めて大好きなドラマの主人公みたいになれた気がしたからなんですね。

だから最後香に「勘違いするな」と包丁を向けたんだぁ。と納得しました。

要するに主人公は私であってあんたはただの私達を盛り上げるためのサブキャラにすぎないのよ。ヒロインになったつもりになってんなら潰すよ。ってことなんだと思います。

めっちゃサバサバ系の類も実はそういう感じじゃなくて、めっちゃくちゃドラマみたいな恋愛に憧れていた1人の女性なんだなぁ。と改めて感じました。

ってことはやっぱりクズは文昭ってことです(笑)

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