ハジメテノサツジン・第81話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「ハジメテノサツジン」第81話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

刑事たちは車の中で話をしていました。

石井が無事であってほしいと話す黒髪の刑事。 さらに"石井は、吉川先生のことをストーカーしてて殺してしまったのだろうか。"と呟きます。

するともう一人の刑事は、"本当に石井が犯人だと思うか？"と意味深な質問をし始めて……。

場面は代わり、繭を探し続けている彼女の母親。 電話をかけても繭は全く応答せず、心配しながらあちこちを探し回っています。

怪我の手当を終えた繭が処置室から出てきました。 心配そうに悠が駆け寄ります。

婦警がやってきて、警察から家族に事情説明をしたいと話をしてきました。 繭の中で、警察にも母親にも本当のことを言わなければならない時がきたという実感がフツフツと湧いてきてしまいます。

どうしてもっと早くこうすることができなかったのか…なんとなく後ろめたい気持ちになる繭。 悠はそんな繭の様子のおかしさに若干気付いているようです。 繭は心の中で、陸に謝罪の言葉を繰り返します。

婦警に連れられて繭が歩いていると、ちょうど母親と遭遇しました。 母親は繭が顔に傷を負っているのを見て、慌ててかけよってきます。

繭は、"自分は大丈夫だけど陸が自分をかばって刺されてしまった。"と話しました。 それを聞いた母親は立ち眩みがしたのか、フラリとして床に崩れてしまいます。

繭は、もし自分がしたことを知ったら母親は何を思うだろう……とそのことばかり気にしていました。

繭は父親を呼びに行くために病室へと戻ります。 すると入れ替わるように、ちょうど音羽がやってきました。

音羽は繭の母親に、担任の石井先生が自分たちを襲ったと説明します。 石井先生はすでに気が触れていて、吉川先生の命を奪った後に彼女を生き返らせようとし、繭はその被害に遭うところだったのだと説明する音羽…。

繭の母親は音羽を疑うことなく、その話を信じてしまいます。

その後、音羽は悠を連れて帰路へとつきました。 悠は、"繭が刺されていたら自分はきっと音羽の命を奪っていた。"と彼女に凄んできます。

音羽は、"悠にとっても陸は邪魔だっただろうし、刺されたのが陸で良かっただろう。"と話してきました。 さらに音羽は悠に、しっかりと繭のことを見張るように笑顔で告げます。

その後、姉の病室へ父を呼びに来た繭。 姉はちょうど産まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしていました。

姉から抱っこしてみるかと言われますが、繭は自分の血に染まった手を思い出し、それを躊躇います。

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繭は本当に真実を語るのでしょうか。 語れば皆の幸せが全て壊れてしまう……それがわかっていても事実を口にする勇気が本当にあるのか……。 ここまで黙っていると今更打ち明けるのってかなり厳しいものがありますよね。

確かに自分の手が汚れているのを間近で見てしまったのに、赤ちゃんなんか抱っこできないですよね……。 あんなに赤ちゃんの誕生を楽しみにしていたのに……皮肉すぎます……。