夏目友人帳・第115話のネタバレと感想｜LALA 3月号

2022年1月25日発売の「LALA」3月号に掲載されている「夏目友人帳」第115話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

名取は幼少期を思い出していました。

幼い頃から人に見えざるものがすでに見えていた名取。
そんな彼の「見える血から」について一族は頭を抱えながら話し合っていました。

名取の力を封じることができる専門の先生に、相談するべきかもしれないと声があがります。 しかしすでに一族から絶えた力を名取が持っているわけがないと、結局は名取が嘘をついているのだろうと話に落ち着こうとしていました。

話し合いの途中で名取が部屋に入ってきます。

彼は慌てた様子で、"怖いオバケがこの家に危険な箱があると言ってくるんだ！"と訴えてきました。
大人たちは名取の話をまともに聞こうとせず、みんなが驚いてしまうからおかしなことを言ってはいけないよと宥めようとしてきます。

そんな最中にも名取には六ツ目の仮面や、奇妙な仮面をつけた人影が彼のことを覗き込んで何かを訴えかけてきているのが見えていて…。

場面は現在に戻り―――。 幼少期の記憶を振り返った名取は、夏目に子供の頃に六ツ目の仮面を被った妖が頻繁に話しかけてきて、この家に隠されている秘密の物の在処を教えると言ってきたことがあると打ち明けます。

六ツ目の仮面が家に飾ってあることを思い出した名取。
2人はその六ツ目の仮面に何かヒントが隠されているのだろうと踏み、家の中を探し始めます。

見つけた六ツ目の仮面は妙なところに飾られていました。
よく見ると瞳の一つに穴が開いていることに気が付く夏目。

仮面を裏から覗き込んでみると、瞳の一つにレンズがはめ込まれており、それは鏡に向いていました。
鏡が映していたのは隣の部屋の椿の花です。

隣の部屋に行ってみると、そこには木のタイルで描かれた椿の壁画が飾られていました。
どれも同じ形の花ばかりで見分けなどつきません。

夏目は仮面が映していた箇所に触れてみます。

カチリ。

音とともに壁画が棚のように開き、中から箱がでてきます…。

途端に名取がやった…！と声を挙げました。
これで紙の禁術を解く方法があれば…！そう前のめりになる名取。

なんと彼は友人帳について独自に調べ、夏目の力になろうとしていたのです…。
そのことを初めて知った夏目は名取の気持ちに胸を打たれます。

箱の中に入っていたのは、一冊の書物。 妖たちが「あってはならないみつるの箱」と呼んでいたものでした。

結局紙の禁術を解く方法は見つからず、名取はこの家の秘密は解けたからあとはあの幻術使いを祓うだけだと言い立ち上がります。 夏目は、あの美弦（みつる）と名乗った妖は、名取の味方になると言って護符の練習を何度もしていたと話します。

名取は夏目に謝罪し、近づいて心をつかむのは妖のやり方だと言います。

するとどこからかガチャン！という大きな音が聞こえてきて…。 夏目は音のする方へと走っていきました。

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前回に引き続き、今回もけっこう難しいお話でした。 ものすごい質量の本を読んだ気分になってしまいましたよ…。

名取は美弦に惑わされていたわけなんですが、どうやら心に踏ん切りがついたみたい。

ところで音の正体って何なんでしょうね…嫌な予感がしたのか夏目が一目散に走って行きましたが…。

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