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夏目友人帳・第116話のネタバレと感想|LALA 5月号
なぜ妖なのに、祓い屋の名取のそばにいたのかと美弦に問う夏目。気が遠くなるより前から名取を見ていた美弦には、危険を冒してでもそばにいたい理由がありました。そして、ついに名取と美弦が向かい合い––––––⁉
マンガ 夏目友人帳 LaLa ネタバレ・感想「夏目友人帳」のネタバレ・感想一覧
2022年3月24日発売の「LALA」5月号に掲載されている「夏目友人帳」第116話のネタバレと感想です。
文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です!
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夏目友人帳・第116話のネタバレ
いとこを名乗る美弦という女妖の幻術から、名取を救った夏目。しかしこの"みつる"という名前は、かつて幽霊が見えるかもしれないという理由だけで、生まれることすらできなかった子供の名前だということが判明します。
すべてを知った夏目は、走って美弦の元に向かいました。聞きたかったのはなぜ逃げられたはずの美弦が、祓い屋の名取のそばにいたのか。名取のそばにいたせいで、美弦の存在はたしかに名取の中で大きくなっています。出来ることなら名取に祓わせたくないと漏らす夏目。
美弦は、夜道で見つけた探し物をしている名取をずっと見ていました。そして、ある時声を掛けたら振り向いたのです。美弦の声が聞こえた理由、それは名取が祓い屋だったから。そして、名取が探していたのは紛れもない妖である自分。
それでも気の遠くなるほど名取を見てきた美弦は、そばを離れられないほど彼に想いを寄せていました。
たとえ禁忌の関係であったとしても……。
夏目に全てを話した美弦は逃げるつもりはないと言い切り、"欲しいのはあの人だけ。"と言い残すと姿を消しました。それを見ていた夏目に柊が、もう美弦の力はほとんど残っていないことを告げます。美弦は長い間人を襲っていないため、もう力がありません。
"最期の決着は2人に任せた方が良い。"そんな柊の助言通り、美弦は名取の前に姿を現しました。
もし、あの夜、美弦が名取に声をかけていなかったらこんなことにならなかったでしょう。しかし、声を掛けたからこそ、名取の名前を知り、話すことが出来ました。
そして、こうして戦うことも出来ます。
名取家の秘密は名取を失望させるものでした。それにも関わらずその秘密を名取の祖父が遺したのは、きっともう名取家を捨てていいという優しさだったのではないかと美弦は笑います。そして、一緒に行こうと名取に手を伸ばしました。
しかし、その手を名取が取ることはありません。"生涯を賭けて妖と戦うと決めた。"名取の覚悟は固く、美弦の周りに浮かんだ符は次々に小さく燃えていきます。その炎の中で美弦は最期にひどく綺麗に笑いました。