林檎と蜂蜜walk・第60話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ クッキー1月号

2022年11月26日発売の「クッキー」1月号に掲載されている「林檎と蜂蜜walk」第60話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

大西家に新しい家族が加わる

大西一家が日本に帰省して5日目。今日は歩の両親が双子を一日連れ出してくれる日でした。歩と朋生は、久しぶりに夫婦だけのゆったりとした時間を過ごしています。

そんな中、朋生は歩が何か不安を抱えていることにいち早く気が付きました。問い詰められた歩は、自身の現在の正直な気持ちを語ります。

歩が不安になっていたのはいつか家族がバラバラになってしまうのではないかということでした。朋生はいつか紛争地域へ、もしかしたら自分は将来日本で仕事をすることになるかもしれない、でも双子はアメリカに残りたいというかもしれないし、双子それぞれで意見が異なる可能性だってあります。

歩は、今が幸せであるからこそ、この幸せがいつか崩れてしまうことを恐れていたのです。

解決策はないものの、歩の不安をまっすぐに受け止めてくれる朋生。今回の話は今後の夫婦の課題として共に取り組んでいくことになりました。

大西一家はその後帰国します。しかしほどなくして、朋生が新しい家族を連れて家に帰ってきて……！？

大西家の新しい家族

朋生が連れてきた“新しい家族”の正体は、犬です！この犬は朋生が働く病院に救急搬送された老人のペットでした。どうやら一緒に救急車に乗り込んできて、老人の病室の前でずっと待っていたようです。

しかし残念ながら犬の主人は昨日すでに亡くなってしまっていました……。

朋生はその犬を哀れみ、自分の家でお世話をする決意をしたのでした。

そうは言っても家計は火の車

しかし、現在物価が高いニューヨークで家族4人で生活するだけでもカツカツの大西家にとって、新しい家族が増えるのは経済的に大きな痛手でした。そのため歩は最初は犬を迎え入れることに反対します。

しかし朋生はすでに犬を連れ帰ってきてしまっており、歩もなくなく犬を迎え入れることになりました。そもそも歩が本気で反対していたのかは謎でもあります。

なんとなくですが、歩は経済的な問題は関係なしに、いつかこの犬が双子よりも先に命を落とし、双子がそれを悲しむのではないかということを心配しているのではないかなと思いました。

歩は今、失うことにかなり敏感になっていますからね。

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今回は大西家に犬がくるという意外過ぎる展開を迎えました！犬種的に言うとラブラドールにも見えましたが、そこそこドフォルメされて描かれていたので犬種は定かではありません。でも可愛くて大きくてもっふもふ。ちなみに「ちょき」と命名されました。どうやら双子はペットを飼ったら名前は「ちょき」にしようと予め2人で相談していたようです！カワイイですよね～。