オークの樹の下・第34話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第34話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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散歩中によりお互いを知るマクシーとリフタン

乗馬を楽しむマクシーとリフタンは、開けた原っぱまでやってきました。

長時間馬に乗っていたせいでマクシーは息が上がって心臓が脈打っていますが、リフタンは涼しい顔をしています。

木陰で休憩することにした2人。するとリフタンは、なぜマクシーは自分のことがきらいなのかという話題をぶり返してきました。

マクシーは、おずおずとそれに答えていきます。

リフタンも自分のことが嫌いらしい

リフタンもたまに自分のことが嫌になることがあるのだそうです。ただ、「一番嫌いなものは何か？」と聞かれて真っ先に「自分」と応えるほど、絶対的に嫌っているわけではないと話していました。そのため、同じ質問をされたマクシーが「自分が一番嫌い」だと答えたということは、よほどの理由があるのだとリフタンは考えているようです。

マクシーが自分が一番嫌いな理由

おそらくマクシーは、地味で吃音症まで患っていて、煌びやかな貴婦人たちとは似ても似つかないそばかすだらけの自分が嫌いなのでしょう。要するにマクシーは、女としての自分は価値がないから嫌いと考えているのだと思われます。その固定概念は、リフタンがいくら真剣にマクシーを愛していても、なかなか覆すことができない様子です。

鈍感なマクシーはリフタンの愛情表現が理解できない

リフタンは、マクシーに対して所かまわず求愛をしてきます。今回も、原っぱでマクシーに覆いかぶさってきたリフタン……。リフタンがマクシーに女としての魅力を全く感じていないのなら、こんな外でまでマクシーを欲しがることはないでしょう。それなのにマクシーは尚も、自分には女としての魅力がないと被虐的な考えを捨てません。

幼少期から根付いている劣等感

マクシーは、幼いころから他の美しい女性たちと比べられて育ってきたため、劣等感が生じるのは当たり前です。ずっと屋敷の中で過ごしていたため、世界が広いことをまだ知らないマクシー。リフタンがマクシーを外に連れ出して、精一杯の愛情を注いでやれば、マクシーの凝り固まった価値観は徐々に変わっていくかもしれません。

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34話にて第1部は終演です。最初はリフタンに対して恐怖心を抱いていたマクシーでしたが、今はそんな不安な気持ちはほとんど消えているように思えました。

結婚当初よりはだいぶ夫婦らしくなった2人です。マクシーも徐々にリフタンを受け入れていることが節々から見受けられます。

以前よりも距離感が近くなった2人は、第2部ではもっとマクシーが自分に自信を持って、リフタンに対して素直な愛情表現ができるようになるといいですね！

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