甘く濡れる嘘・第28話のネタバレと感想｜JOUR

「JOUR」に掲載されている「甘く濡れる嘘」第28話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

甘く濡れる嘘・第28話のネタバレ

嫉妬から黒木のチームの企画書を盗むという強行手段に出た寧史。 しかし黒木は寧史の行動を咎めませんでした。 あくまでも冷静に対処をする黒木。

寧史は彼の余裕そうな態度を崩したくて仕方がありません。 黒木が自分の負けを認めない限り、何だってやり続けてやると寧史は心に決めます。

 

後日―――。 自分のせいでチームの企画が寧史に盗まれてしまった大久保は、黒木に事の顛末を話すことにします。

費やした時間も、皆で創りあげた素晴らしい企画も…自分が寧史にそそのかされたせいであっという間に奪われてしまった…。 大久保は涙を流しながら黒木に謝罪をします。

しかし黒木は過ぎたことはどうしようもないからこのことはもう忘れるようにと大久保のことを咎めませんでした。

非常識な人間に何を言っても無駄だと話す黒木。 チャンスは何度だってあるんだから次に結果を出そうと大久保のことを励まします。

大久保はこの言葉に救われ、前向きに仕事に打ち込む決心をつけることができたのでした。

 

さらに数日後―――。 寧史はチームの部下たちに呼び止められます。 話の内容は「なぜ急に企画の内容を変えたのか」ということでした。

部下たちは自分たちの頑張りを無下にして無断かつ独断で全く別の規格を通した寧史に激しい憤りを感じています。

なんと彼らは寧史に対し、今回の企画の進行の辞退を申し出てきたのです…！

結果として部下を失ってしまった寧史。 しかし傲慢な彼は去って行った部下たちのことを雑魚扱いしかしませんでした。 寧史にとって部下は取り換えの利く駒でしかありません。 寧史は新しい企画チームを作り直し、結果として今回の企画は大成功を収めることとなります。

 

ある時、廊下で大久保と寧史が鉢合わせることに―――。 あんなことをしでしでかしておいては何食わぬ顔で大久保に話しかけてきました。

溜まりかねた大久保は思わ寧史の頬を思い切り平手打ちします。

それを見た周りの社員はザワつきだしました。 寧史の本性を知らない女性社員たちは、大久保のことを目の敵にし始めます。 その後大久保は女性社員たちの間でどんどん形見が狭くなっていったのか…会社を辞めてしまうのでした。

 

半年後―――。

なんと寧史は駅のホームで大久保と偶然再会します。 しかも話しかけてきたのは大久保のほうからでした。

大久保は気まずそうな表情をするどころか、どこか晴れ々とした様子で寧史に話しかけてきます。

大久保は寧史に、まだ黒木主任に張り合っているんですか？と唐突な質問をしてきました。 意表を突かれた質問に寧史が言葉を失っていると、彼女は続けて寧史が黒木に勝てない理由を教えてやると言いだします。

黒木は人の誠意には誠意で返す男…だから信頼できる部下が集まってくる。 だけど人を使い捨てることしかできない寧史には誰も力を貸してくれない。 そんなこともわからないのに勝ち目なんてあるはずがない…そう笑顔で話す大久保。

彼女は清々しい様子で電車へと乗り込み、去って行きました。

駅のホームには…顔を真っ赤にして何も言い返せなかった寧史が立ちすくんでいます。

 

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甘く濡れる嘘・第28話の感想

いやああああスッキリ回ですね！ ものすごいスカっとしちゃいました！ 大久保ちゃんすごいなー彼女の笑顔から察するに、転職後はかなり順風満帆な人生を歩んでいるんでしょうね。 理不尽に屈しない強い心をもつ女性って…すごくカッコイイですよね！