今、きみを救いたい・第49話のネタバレと感想｜JOUR 4月号

「JOUR」に掲載されている「今、きみを救いたい」第49話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

織田医院の前。
スーツ姿の男性が、女性を引きずりながら無理やり院内へ連れて行こうとしています。

男は女に軽蔑の眼差しを向けながら、罵倒ともとれる言葉を浴びせていました。

おまえは病気だ！
妻なのに夫以外の男と寝まくるなんて！
そんなにセックスがしたいなら仕事にすればいい！
今まで子供の為に我慢してきたがもう限界だ！

どうやらこの男女は夫婦のようで、妻が不倫を重ねたために夫がそれを「病気」だと言い出し無理やり治療を受けさせようとしている模様です。

夫は妻を乱暴に院内に放り込み、そのまま去ってしまいます。

看護師たちは、突然女性が入口から転がり込んできて倒れたため驚きました。
女性は看護師たちに助けを求めますが、どうも様子が変です。

女性は過呼吸発作に陥り、意識を消失してしまいます。
そして女性は、そのまま診療室へ運ばれていきました。

女性の名前は色川 空（いろかわ　そら）32歳。
この病院の診察券を持っていたため調べたところ、るり先生の患者のようです。

とりあえず色川を心療内科の部屋へつれていき、青矢が引き継いで対処することになりました。

色川の意識が回復したため、問診を始める青矢。

しかし色川は青矢のことを見るやいなや、診察の前に自分を抱いてほしいととんでもないことを言い出します。

突然のことで、青矢はそのまま唇を奪われてしまいます。

青矢のスマホが床に落ちました。
すると誰かから着信が入りますが……色川に覆いかぶさられて青矢は応じることができません。

そのころ白帆は青矢に電話をかけていました。
青矢が応答しないので不審に思います。

白帆は翔子を探すために満願亭という店を訪れます。
そこでは小さなジャズコンサートが開かれており、翔子は涙を流して感動しながらその演奏を聞いていました。

シーンは診療所へもどります。

色川を突き放して何とか落ち着かせた青矢。

あらためて問診を再会すると、色川は「夫に少しでもそっけなくされた時」「夫の帰りが遅かった時」「育児がうまくいかない時」などに心の不安を感じ、今すぐ自分を慰めてくれる人をアプリで探してしまっていたのだと打ち明けます。

本心では夫を愛している。
しかし今では、恋人同士のときのように愛してはもらえない。

他の男に求められる感覚は、まるで恋人同士で愛し合っていた頃の夫に抱かれているようで、やめることができなくなっていったと話す色川……。 青矢は色川に、それは脅迫的性行動症の可能性があると話しました。

青矢は、性犯罪の被害に遭った女性たちが羨ましいとまで言う色川の精神をどう治療していけばいいか、頭をかかえます。

数日後。

白帆は翔子づたいに青矢から患者の出迎えを頼まれて駅へ赴きました。
色川はシェルターに匿うことになったのです。

色川を見つけた白帆は彼女に声をかけますが、なんと無視されてしまいます。

代わりに色川は、見ず知らずの男性と腕を組んでどこかへ行ってしまい……！？

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傍から見たら色川はどうしようもない女性に見えますが、本人は本人で抑えられない性衝動に悩んでいるんですね。本能的な性衝動というより、「心を落ち着かせてくれる何か」がセックスになってしまっている感じなんでしょうね。やっかいな状態です。

そんな彼女の迎えを任された白帆でしたが、いきなり無視されてしまうという事態に！これは一筋縄ではいかなそうですね～。

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