今、きみを救いたい・第53話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ JOUR8月号

2022年「JOUR」8月号に掲載されている「今、きみを救いたい」第53話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

シェルター的存在の桃原村に、悪魔の手が忍び寄る

桃原村へと到着した白帆と青矢。
効いた話では、桃原村は村全体が大きなシェルターのような感じで、心に傷を負った人たちが集まって社会復帰を目指している場所です。

しかしいざ住人たちの様子を見ると、自分が知っているシェルターとはあまりにもかけ離れた住人達の様子に白帆は驚かされます。

白帆の中でシェルターとは、同じように絶望と自己嫌悪にとりつかれた人々が身を寄せ合ってひっそりと暮らす場所でした。

しかし桃原村の住人たちは、花を使った事業を展開して誰もが生き生きと仕事をしていたのです。

その中心となっているのが街子（まちこ）でした。
街子は異常な夫から逃げて、素性を隠してこの村で生活しています。

順調に心の傷を癒しながら、事業を展開する街子。
しかしそんな彼女をテレビ取材と称して、夫の五味山が尋ねてきて……！？

桃原村はまさに桃源郷

桃原村の作業所では主に花を使った事業が展開されています。元々は心に傷を負った人たちが作業員として集められていますが、どの人も皆表情が生き生きとしていて、まさにここは俗世から離れた桃源郷です。

そして作業員の多くは女性でした。おそらく夫や彼氏などによって、心に傷を負った人が多く集められているのでしょう。

最低夫の五味山は街子を捕まえてどうするつもりなのか

表向きは有名な大学教授の五味山ですが、その本性はサイコパスとも言えるほど女性に対する加虐心を抱いています。妻である街子はその一番の被害者だったのでしょう。

街子は五味山の姿を見るやいなや逃げ出しますが、なんと家の場所を知られてしまっており、万事休すです。しかも五味山は、恐怖する妻の姿をライブ配信して晒し者にまでしています。果たして五味山は街子をどうするつもりなのでしょうか。

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前話では白帆と青矢の関係がさらに複雑になり続きが気になっていましたが、今話ではその件に関しては作中であまり語られていませんでした。

2人は本当にこのままただのビジネスパートナーになってしまうのでしょうか……。

それよりも新しい問題発生ですね！五味山というゲス男によって、桃原村にピンチがもたらされています！白帆と青矢はこの問題を解決することができるのでしょうか。

でも相手は大学教授で地位のある人間ですし、下手な動きをすれば痛い目をみそうですよね。