うるわしの宵の月・第17話のネタバレと感想｜デザート7月号

2022年「デザート」7月号に掲載されている「うるわしの宵の月」第17話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

正式に交際をスタートさせた宵と市村に、恋人同士としての夏休みが訪れようとしています。

今日は終業式。
体育館に集められる生徒たちですが、宵はそんな中で市村の姿が目に留まります。

相変わらずまわりの女子たちは、市村を見てキャーキャーしていました。

ふと、市村と目が合う宵。
すると市村は、こっちにあどけない笑顔を向けて手を振ってきます！

周りの女子たちは、自分に手を振ってくれたのだと口々に騒ぎ出しました。
宵だけは、市村が手を振った相手が自分であったことを知っています。

これまでは感じることのなかった猛烈な優越感を感じ、宵はどこか落ち着かない気分になりました。

バイト終わり、市村から呼び出される宵。
市村の顔を見ただけで、何だか無償に恥ずかしくなってしまいます。

正式な彼女になった途端に、市村とのあらゆることに気恥ずかしさと照れを感じるようになってしまった宵です。

2人は公園で話をすることに。
市村は、宵の夏休みの予定を尋ねてきました。

宵は、ほとんどバイトが入っていると答えます。

色気のない返事をする宵に対し、市村は夏休みに宵と遊ぶつもりでいたのだと話してきました。

宵はここで初めて、自分たちはカップルなのだから、夏休みに一緒にデートをするのが自然だということに初めて気が付きます。

しかし午前中は勉強したいし、午後はバイトがミッチリ詰まっている宵……。

市村がガッカリしていると、宵はスケジュール帳を見ながら、偶然2日間だけ予定が空いている日があることに気が付きます。

それを聞いた途端、市村は即反応して"その2日間をまるっと自分に使わせてくれ。"と宵の肩をガシリと掴んできました。

なんと、市村は神戸への小旅行を提案してきます！
聞けば、神戸には市村の別宅があるのだとか。

宵は"高校生が泊まりの旅行だなんて！"と却下しようとしますが、すかさず市村は、神戸には美味しい洋菓子屋さんがたくさんあるのにと言い出しました。

甘い物につられて、宵はつい友達も一緒なら行ってもいいと答えてしまいます。

真面目すぎるくせに甘い物にはめっぽう弱い宵の姿に、市村は思わず吹き出して笑ってしまうのでした。

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小旅行とは思わぬ展開です！でも残念ながらグループ旅行みたいな感じなんですね。そこは二人きりでいってぐっと仲を縮めてほしかったところですが……。

にしても神戸旅行か～ちょっと渋いですよね、テーマパークとか海とかそういう高校生らしいお出かけではないんですね。

宵と市村が楽しめればそれでいいけれど、なんか色気がないなと思ってしまいました。