うるわしの宵の月・第13話のネタバレと感想｜デザート2月号

2021年12月23日発売の「デザート」2月号に掲載されている「うるわしの宵の月」第13話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

“妬いているだけ” そんな思いもよらない市村の発言に、宵は戸惑っていました。 その言葉の意味を考えてみますが、ハッキリとした答えは出ません。

ふと見ると市村はいつもと変わらぬ様子で食事をし仲間たちと談笑しています。 しかし、あれから一度も宵と目が合っていませんでした。

宵が考え事をしすぎてコップを落としそうになると、大路がナイスキャッチをしてくれます。 大路は"宵が仕事中にボーッとするなんて珍しい。"と話してきました。 この会話を市村に聞かれたら、なんとなく決まずい気がします。

会話が聞こえてたのかどうかはわかりませんが、ちょうどそのタイミングで市村が帰ろうと言い出してきました。 宵は思わず彼のことを追いかけてしまいます。 そして口をついて出たのは、"ご利用ありがとうございました。"という言葉だけで…。

しかも市村の反応は、"うんじゃあね。"の一言だけでした。

明らかに様子がいつもと違う市村。 宵はもちろん、市村の友人たちもそのことを感じ取ります。

翌日、宵は調理実習で作ったクッキーを市村にプレゼントすることにします。 市村の元に向かう途中の階段で、偶然にも職員室から戻ってくる市村と遭遇する宵。

市村の顔を見た瞬間、宵は一瞬で顔が真っ赤になり胸が脈打ち始めてしまいます。 こんなときめきは市村以外の男の子では絶対に感じない感情です。

動揺したのか、宵は思わず階段から足を踏み外してしまいました…！ 市村がこれをキャッチしてあげます。 しかしすぐに手を放す市村…。

宵は思い切って、市村に"よかったら一緒に帰りませんか。"と誘います。 市村はほんの少しだけ嬉しそうにしながら、宵の誘いに乗ります。 一緒に帰る…たったそれだけで宵は胸がときめいてしまうのでした。

帰宅中、途中までは普段通りに話せていた2人。 しかし、宵に大路から電話がかかってきてから市村の態度が一変します。

2人が連絡先を交換していることを知った市村は、とたんに不機嫌になってしまいました。

宵はヤキモチを妬かれるのに慣れていないから、対応に困ると正直に気持ちを打ち明けます。

すると市村は"自分だってこんな気持ち慣れていない！"と大きな声を出して、一人で帰っていってしまい…。

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互いに好き同士のはずなのになんだか気持ちがすれ違ってしまっていますね…。 どっちも慎重すぎるというか恋愛下手というか…すごくもどかしい展開です。

どちらかというと市村のほうが自分の気持ちを素直に伝えられているような気がします。 宵がもう少し素直な気持ちを打ち明けていたら、また展開が変わっていたでしょうね。

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