嵐士くんの抱きマクラ・第20話のネタバレと感想｜別冊フレンド

「別冊フレンド」に掲載されている「嵐士くんの抱きマクラ」第20話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

将来のことを約束しながらも、恋人関係を解消した嵐士と宙。まだそのことを友達に話せていない宙は嵐士に誘われて、須田や柏原と彼らの彼女と共に6人で島サウナに行くことになります。表向きはグループデート、しかしもうすでに恋人関係を解消している宙は少し後ろめたい気持ちで嵐士の隣を歩いていました。

訪れたサウナの中で6人が語るのはお互いのなれそめ。そこで嵐士は宙のどんなところが好きなのか、という話になります。言葉を飲む宙の代わりに嵐士は、宙の好きなところを並べました。
真っ直ぐな嵐士の言葉に、感情がぐちゃぐちゃになる宙。それは水風呂代わりに入った海でも同じでした。

水着越しに触れる肌や声、それらから感じる嵐士との距離の近さに、恋人関係を止めたはずの決心が宙の中で>揺らぎます。そんな気持ちをなんとか押し殺して過ごす宙。ですが、その日の夜、寝かしつけバイトの話を嵐士から持ち出された宙は––––––––⁉

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今回の嵐士の行動はどう見ても宙との関係を諦めているようには見えません。それどころか、宙との距離を縮めて、関係を解消するという決心を鈍らせようとしているようにも見えました。ですが、そもそも嵐士からしたら婚約も恋人関係も解消するメリットって特にないですよね。宙も別に嵐士が嫌いになったからではなく、母親代わりの存在を求める弟たちのための選択です。

それなら嵐士が考えることは、宙が弟たちを大事にしながらも自分のことを見てくれるようになる、という理想的な状況を作ることだと思います。今回の島サウナはその計画の始まりではないでしょうか？まずは一泊から宙を家族と離れる時間を作ることで宙に自分の存在を意識させる作戦。

幸いなことに、その作戦は功を奏しているようでした。宙もまだ高校生ですからそこまで家族のことを考える必要もないのかなと思うと、早く2人には元のような関係に戻ってほしいですよね！
次回の嵐士はどんな作戦を繰り広げるのでしょうか⁉

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