弁護士と17歳・第27話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ 別冊フレンド

「別冊フレンド」に掲載されている「弁護士と17歳」第27話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

今回の悩みの種はバレンタイン。モテる男である博臣を彼氏に持つ理瀬はどんなチョコをあげればいいか、悩んでいました。しかし、博臣の彼女だからと自信を取り戻して、手作りのチョコを用意します。 そうして、バレンタイン当日。博臣の家の机の上には高級チョコレートの山がありました。

一気に自信を喪失する理瀬。 しかし、理瀬の手作りチョコに微笑んだ博臣はおもむろに理瀬のチョコを摘まんでーーー⁉

博臣は義理チョコしかもらってきていないと言っていましたが、机の上に積み上がった山からはそんな雰囲気感じませんでしたよね。というより、理瀬の言う通り、義理の皮を被った本命チョコだらけという感じでした。 普通の義理チョコなら包装が簡易的な物だったり、中の個数も2個とか4個とかそんなに多いものじゃないのがよくある形だと思います。しかし、博臣の手元にあったチョコは見るからに高そうな包装に包まれていて、8個とか10個とか、結構しっかり入っている箱ばかり。今年は理瀬がいるから本命を断ったと言っていましたから数は少ないですが、その分、義理と思われてもいいから貰って欲しいという女性陣の執念を感じました。

きっと理瀬は付き合う前から博臣のモテっぷりを見て来たので、博臣の周りにいる女性たちがどんな思いを持ってこのチョコを渡したのかわかるはずです。そしてその想いの籠ったチョコの数の多さもよく知っているはず。そうなると自分はどんなチョコを渡せばいいか悩みますよね。 たしかに博臣は理瀬にぞっこんですが、だからと言って手を抜くことは出来ません。これまでも数多の高級チョコを貰って来たであろう博臣が喜ぶチョコ。なんて難題に理瀬はチャレンジしてしまったのでしょうか！

これまで無数のチョコを受け取って来た博臣が満足するチョコ。もう正解なんてあるかどうかさえわからない難題に直面した理瀬ですが、その心配は無用だったようです。でも、よく考えれば、それはそうですよね。 理瀬の方がキスしたいとか、ハグしたいとか、それ以上のこともしたいと口にするので忘れがちですが、どう見ても博臣のほうが愛情表現が多いです。それに、理瀬はまだ高校生、思春期故の恋愛への猪突猛進さを発揮していますが、博臣はもういい大人です。それに弁護士という良識が必要な職についています。

そんな冷静さとモラルを求められる職に就く博臣が高校生の理瀬と付き合うというのは相当の覚悟があったはずです。もしも、この関係がバレたら弁護士としての信用を失うかもしれない。そんなリスクを背負ってでも、理瀬と付き合いたいと思うのですから、博臣が理瀬にべた惚れなのは当然です。

なので、理瀬が博臣のことを考えて、博臣のために選んで作ったチョコに勝るチョコがあるはずがありませんでした。大好きな恋人がくれるチョコにはどんな高級チョコも勝てませんよね。しかも押しに弱い理瀬は口移しでチョコを食べさせることにも、流れに負けて許してしまいました。 博臣、相変わらずさらりと理瀬を自分のペースに乗せますよね。理瀬が振り回しているように見えて、博臣の手のひらで踊らされている愛らしい2人。次のイベントといえば、ホワイトデーですが、それはどうなるのでしょうか？

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結局今回も博臣の1人勝ちでしたね。理瀬の手作りチョコを食べられただけではなく、理瀬から口移しもしてもらいましたし、それに他の女性たちからもらったチョコに嫉妬する可愛らしい理瀬まで見られました。これほど博臣に嬉しいことはないのではないでしょうか？ 次のイベントはホワイトデーですが、最後にちょっと話が出ていたので、次に描かれるかは微妙なところです。博臣のプレゼントセンスも気になるので、ちょっと見てみたいですよね！