いつわりの愛～契約婚の旦那さまは甘すぎる～・第62話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「いつわりの愛～契約婚の旦那さまは甘すぎる～」第62話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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梨香子が動き出す

結局、遥菜と理人はそのまま一緒のベッドで寝るだけに終わりました。

梨香子として抱かれることは辛くても、このまま理人の愛を享受し続けられるのなら、梨香子として生きてしまいたいという複雑な気持ちに駆られる遥菜です。

一方、理人は、不安定な気持ちの遥菜のために、自分が何かできることはないかと考え始めます。

そんな中、本物の梨香子がとんでもないことを計画しており……。

理人の記憶の中にあるのは

遥菜のために何かできることはないかと考え始める理人ですが、前にも似たような感情を抱いたことがあることに気が付きます。しかしそれは元彼女の梨香子に対してではなく、遥菜に対する思いです。理人の中ではすでに過去の遥菜が蘇りつつある節があります。

遥菜は考えることに疲れてしまった

遥菜として愛されたかったと強く感じていたはずの遥菜ですが、悲しむことにも考えることにも疲れ果ててしまった様子です。遥菜は、理人と一緒にベッドで眠ることができるこの瞬間を大切にしたいと刹那的な考えを抱くようになります。理人の記憶が戻ったら、自分と理人の関係はあっけなく終わってしまうのだと思い込んでいるようです。

食い違う2人の考え

遥菜は、理人が愛しているのは梨香子だと思い込んでいます。しかし実際に理人が心から愛しているのは、遥菜自身です。記憶喪失のせいで遥菜のことを梨香子と勘違いはしているものの、目の前にいる女性が「以前の梨香子とは別人のよう」だという認識はしっかり持っているのです。そのため、理人の記憶が戻ったとしても、理人から遥菜に対する愛情は変わることはないはず。しかし遥菜はそんなこと知る由もありません。

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まるで綱渡りのような関係を続ける理人と遥菜です。理人は遥菜から本当に愛されているのかを常に気にしている様子。大人に見えて、案外余裕がないのは理人のほうなのかもしれません。記憶喪失なので無理もありませんが……。

遥菜はこのままま梨香子として生きていくことになってしまうのでしょうか。もしそうだとしても、今回の様にいざ抱かれるときに気持ちが揺らいでしまいかねませんし、曖昧な態度をとってばかりいては、理人の不安も募るばかりです。それこそ、記憶喪失の状態の人間にいい影響を及ぼすとは思えません。

そんな危なげな2人の仲を引き裂くかのように、本物の梨香子が始動しています。花束を持って理人に会いに行こうと目論む本物の梨香子。次回は波乱の回になりそうですね！

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