いつわりの愛～契約婚の旦那さまは甘すぎる～・第65話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「いつわりの愛～契約婚の旦那さまは甘すぎる～」第65話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

未だに理人の記憶は戻らず……

理人は、ようやく自分が記憶喪失であることを知りました。これまでずっと一緒に過ごしてきた女性が、梨香子ではなく遥菜という女性であることもようやく理解します。

しかしその事実を知っても、理人の記憶は元に戻りません。

翌日、どうにか遥菜ともう一度話をしようと、彼女の自室を訪れる理人でしたが……。

理人はとにかく記憶を取り戻したい

理人は、一緒に過ごしてきた女性が梨香子ではなく遥菜だと知っても、遥菜を咎めることはありませんでした。むしろ、状況にただただ戸惑っている様子です。遥菜が梨香子とは別人だと知っても、理人の想いは遥菜自身に向けられているため、理人には騙されていたという感覚がないのだと思われます。

遥菜に対する罪悪感

理人は遥菜を梨香子だと思い込み、彼女に一緒に寝ようと誘ったり、身体の関係を求めたこともありました。遥菜はそんな理人を突き放すこともせずに、応じようとさえしてくれていましたね。理人はようやく、自分が遥菜にどんなに酷いことをしてきたのかを自覚します。

遥菜が一番傷ついたのは

梨香子だと勘違いされて身体を求められたことも、遥菜としての自分を忘れられてしまったことも、今の遥奈にとってはさほど大きな問題ではありませんでした。遥菜はただただ、理人と今の生活を続けることができなくなることが、悲しくて仕方がないようです。むしろ理人と一緒にいられるのなら、別の女性に勘違いされていても、本当の自分のことを忘れられてしまっていても、構わないと言った様子の遥菜でした。

遥菜の選択は

遥菜はそもそも、偽装結婚の契約書の中で「互いに恋愛感情を抱かない」という契約を結んでいました。つまり、遥菜が理人に恋心を寄せること自体が契約違反だったのです。遥菜はそのことに負い目を感じて、ある決断を下してしまいます。果たして遥菜と理人は今後どうなってしまうのでしょうか……。

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本物の梨香子の登場からたった数話で遥菜と理人が引き裂かれることになってしまいました。物語の序盤から、梨香子は理人の元カノとして存在だけは何度か登場していましたが、本格的に登場してくるようになってから、たった数話でここまでストーリーを掻きまわしてくれるとは……梨香子は恐るべき存在です。

理人は状況の把握に苦戦しているようですが、自分がこれまで遥菜に対して辛い思いをさせてしまっていたことだけはよく理解している様子です。

一晩中頭を抱えて悩み込む理人ですが、悩んでいる内容は全て遥菜に対することでした。今の理人の頭の中に、本物の梨香子の存在はありません。

梨香子が遥菜と理人の関係に入る隙なんてどこにもないのですが、当の梨香子はそれを理解せずに、当然のごとく遥奈を悪者に仕立て上げようとしています。