社内探偵・第49巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜まんが王国

「まんが王国」に掲載されている「社内探偵」第49巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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“高井部長”にスポットがあたる

久我のランクアップの交渉は失敗に終わりました。どう考えても久我は7ランクに昇れるほどの仕事量と才能を持っています。しかし、専務はこれ以上、久我に活躍してほしくない様子です。

高井部長は、自分は管理職に向いていないと思いつつも、宮坂前部長のせいで搔きまわされた人事部内や全社的な人事の整理に取り掛かります。しかし、問題は山積みです。

ここは副部長に任命した久我と連携をとって行きたいところ。しかし、久我と高井ではやり方や仕事のペースにもかなり温度差がある様子で……？

人事部内の問題

人事部の悩みの種であった宮坂部長が去ったはいいものの、人事部はまだまだ問題を抱えていました。若手の相場はミスが多くて、正直、人事部のお荷物社員です。宮坂部長がいたころは休職までするほどメンタルが弱く、おまけに空気も読めない男でした。そんな相場のフォローをし続けてきた坂東さんが、ついに爆発しそうになってしまったのです。

冷静な高井と情熱的な久我

高井は現状を冷静にとらえ、無理のないペースで問題を1つずつ解決しようと考えていました。高井のやり方は現実的です。しかし、久我は副部長としての役割を担うべく、社内の問題を一気に解決しようとリストアップ！温度差のある2人のやり方はあまりにも違い過ぎて、久我の情熱は高井を追い詰めていくことになってしまいます。

昼休憩もとれない高井

人事部として、社内のみならず人事部内の問題にも着手しなければいけない高井は、正直、猫の手も借りたいほどに忙しくなってしまいます。過密スケジュールが過ぎてついには昼休憩すらなくなってしまう高井です。高井にキャパオーバーが訪れる日はそう遠くないかもしれません。

専務が久我に出世してほしくない理由

久我の会社は役職や仕事の成果などで社員にランクが就きます。ランクが高ければ高い程給与も良くなりますし、社内での権限も増えていくのです。おそらく専務は、社内で探偵のように活動し続ける久我を警戒しして、久我を低ランクに抑え込み続けたいのでしょう。

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相変わらず専務の性格は最悪です。久我のランクを抑えたいのは専務なのに、どことなく専務はそれを高井のせいにしたい様子。おそらく、高井と久我が仲違いをすることを狙っているのではないでしょうか！

久我は副部長としての責任感に燃えて、薄給で常人の何倍もの仕事量をこなします。ハッキリ言って久我が特殊なだけで普通はそんな芸当できないので、久我は他の社員にとっては「悪い例」になってしまっている可能性もあります。

ここで久我が文句を言わなければ、後に続く社員たちのランクも抑えられたままになってしまう可能性があるからです。