復讐の未亡人・第91話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「復讐の未亡人」第91話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

大地震であちこちで騒動が起きる！

地震が起きたせいで、学校では生徒たちが体育館に集められていました。

次々に保護者が子供たちを引き取りにきますが、それに交じって良からぬことを考えている大人たちも複数いる模様です。

一方、実母との再会を果たした密でしたが、実母がいた部屋の違和感がどうしても頭から離れません。その違和感とは……。

保護者の和代

和代はすぐに凛と萌愛を引き取りに学校に向かいました。どうやら和代は、萌愛の緊急引き取り人としてきちんと学校に届けを出していたようです。独身で子供がいないはずの和代ですが、そこら辺の親よりもよっぽどしっかりと子供たちの身の安全を守れているように思えます。

子供の引き渡しが厳重に

保護者たちが次々に自分の子供を引き取っていく中、子供を引き渡せない親子が現れます。遠州先生によれば、母親の名前が緊急引き取り人の欄に記載がないため、子供を引き渡すことができないと言うのです。母親は母子手帳などを提示して何とか子供を連れて帰ろうとしますが、先生たちはそれを頑なに拒否。昔と比べると、子供の引き渡しについてはかなり慎重な耐性がとられるようになりました。案の定、引き渡しを頑なに拒否されるこの母親には、ある秘密がありました。

子供の裸を売る親

実はこの母親、我が子の裸の写真や動画を売ってお金を稼ぐ、とんでもない親だったのです。先生たちはそのことをすでに把握しており、頑なに子供を引き渡さないようにしていたのでした。しかし、子供を引き取りにきた父親も父親で、大勢の前で怒号を飛ばすような人間です。しかも生活費をまともに家庭に入れなかったのだそう。父親も母親もろくでもない……そんな家庭に産まれてしまった子供が、可哀想でなりませんでした。

密が感じた違和感

密は実母に会うために、同マンションの上階の部屋に侵入しました。実母はすでにロクに話もできない状態になっています。しかし、不思議なことに、部屋の中には話ができない実母のために筆談用のペンもなければ文字盤もなかったのです。「密の実母」「密の実娘」「謎の女性」が住んでいるであろうこの1室では、一体どうやって実母との意思疎通を図っているのか……密は、首をかしげていました。

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おそらく実母は意思疎通をとることを許されておらず、ただ老いたペットのように世話を焼かれているだけなのでしょう……。

謎の女性はどう見ても介護に熱心ではありませんし、子育ても全く興味がないタイプです。なぜこの女性が、本来密がいるであろうポジションを奪って、家族ごっこをしているのか本当に謎です。

もしこの女性が秀才に育った密の娘を人身売買などで売ろうとしているのなら、密の実母の世話まで焼いている説明がつきません。