ちはやふる・最新231話のネタバレと感想｜BELOVE1月号

2020年12月1日発売の「BELOVE」1月号に掲載されている「ちはやふる」第231話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

ちはやふる・第231話のネタバレ

新は悩んでいました。

祖父のかるたで太刀打ちができないんだとしたら一体どうしたらいいのか？ 自分が祖父のかるたを“壊す”ことになってしまったら…？

もしそうなれば、自分のかるたが祖父からの“借り物”であるということが浮彫になってしまいます。

 

調子を上げに上げまくっている千早。 そして調子を下げまくっている新…。

この二人にどう声をかければいいのわからなくなって結局声をかけられずにいる人物が…原田です。

次の試合までの15分にどう準備をしてどうモチベーションを整えるか、言葉にまとめきることができません。 原田は自分が指導者としてはまだまだ二流であることを痛感します。

 

控室では仲間たちに大声援で迎えられる千早。 しかし彼女の心境は穏やかでした。 心の中で繰り返すのは「クイーンを負かした」という言葉。

ついに憧れのクイーンの打ち負かした。 それは千早がかるた界の頂点へ到達したことを意味します。

これからはただ追いかけるだけでは前に進めません。 競技かるた界という荒野をたった一人で前へ進み続けなければいけないのです。

緊張の糸が途切れない千早。 仲間たちは心配しますが、そんな千早の緊張をほぐしてくれたのは彼女の両親たちでした。

母親は千早の髪をほどき、頭をマッサージしてやり、髪を結びなおしてやります。 母親のおかげで千早はリラックスすることが出来、気持ちをリフレッシュさせることができました。

 

一方で新から一勝を奪い返した周防は、控室でカステラを頬張っていました。 その後トイレへ立った際に、周防は点字かるた（バリアフリーかるた）の普及をしている女性と 兼子が話しているのに出くわします。

どうやら兼子は周防が失明しかけていることを察している様子で…？

 

クイーン詩暢は荒れていました。 負けたのを着物が重いせいだからだと言って暴れまわっています。

そんな彼女に母親は祖母のたすきを手渡しました。

悔しさと怒りに狂っていた詩暢は、ほんの少しだけ平静を取り戻します。

詩暢が八つ当たりできる相手は、自分の母親しかいないのです。

 

各々の時間を過ごしていた選手たちですが、いよいよ次の試合の時間が迫ってきました。

そして各位が再び試合場へと足を踏み入れます。

 

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ちはやふる・第231話の感想

2勝している詩暢ですが、ストレートで決めようと思っていたのを挫かれて心労がたたっていることでしょう。 3試合目が終わって一番荒れていたのは彼女です。 休憩の15分の間、気持ちを落ち着かせるどころかまわりに八つ当たりをしまくって怒りに狂うことしかできなかった詩暢。 千早に食い下がられただけでも気に入らないのに、こともあろうに勝ち星を彼女に許してしまった…それはクイーンとしてする詩暢にとっては心に大きな傷となりました。

そしてまだ1勝しかしていない周防。 残り2勝もしなければいけないという重圧が重くのしかかってきます。 しかし新のほうは祖父のかるたを打ち負かされて心が折れ気味です。 このまま勢いに乗ることができれば2勝を奪い取ることも容易いかもしれません…。

いよいよ4試合目がスタートします！