ちはやふる・最新238話のネタバレと感想｜BE LOVE10月号

2021年9月1日発売の「BE LOVE」10月号に掲載されている「ちはやふる」第238話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

ちはやふる・第238話のネタバレ

祖父の呪縛に長く苦しんできた新。 しかしまわりの言葉によって、新の脳裏には楽しかった祖父との思い出が蘇ります。

新の幼少期、新にかつ丼を食べさせてくれながら“いつか、強くなった新とかるたがしたいなぁ…”そう話していた祖父。

新が記憶に浸っていると、新の前に祖父の幻影が現れます。 祖父の幻影は、新に向かって微笑んでいました。 まるで、「強くなったな」と微笑んでくれているようです。

しかし新がハッと我に返ると、目の前にいたのは祖父ではなく太一でした。

新は走りだします。

祖父に教えてもらったかるた。 大会で優勝するたびに祖父は満点の笑顔で新を褒めてくれていました。 必勝祈願にも一緒に来てくれたりもしました。

そこまで新を想ってくれていた祖父…。

“名人である祖父の呪縛”だなんてとんでもなかった。

新はいてもたってもいられずただただ走りました。

しかし途中で転んでしまい、手に持っていた差し入れのかつ丼を落としてしまいます。

新は息を切らしながら、祖父との思い出が詰まったかつ丼を口に掻き込むのでした。

 

一方で周防。 山城今日子という読手が最後を迎えたことに相変わらずショックを受けていました。 同時に「最強である自分を山城今日子に見せたい、覚えていてほしい」という思いで勝ち星を得たことを、今更ながらに恥ずかしがっています。

というのも、さきほど握手を交わした山城今日子が“40年前に戻ってあなたとかるたをしてみたかった”と発した一言で、周防は彼女の最盛期の実力を雰囲気だけで感じ取ってしまったのです。

周防は、自分が最強だと思ってほしいなんておこがましかったと実感します。 最盛期の彼女と戦って打ちのめされるのは間違いなく自分だと、周防は悟ってしまったのでした。

 

そして人生で初めて足をつってしまった詩暢は…。 控室にて千早から半ば無理やりストレッチを受け、水分補給を促されています。 クイーン相手にまるでトレーナーのように接する挑戦者の千早の姿は、なんとも異様な光景でした。 ともあれ千早のおかげで詩暢のほうはこれでひと段落したようです。

 

しかしここにきて今度は千早に異変が起きます。 ある瞬間から、千早は身の回りの音や声がやけに耳に響くようになってしまったのです。 頭がぐるぐるとしてついには倒れてしまう千早…。 自分の心臓の音すらうるさすぎて頭が割れそうになります。

千早は試合で音を聞こうと意識しすぎて神経が研ぎ澄まされすぎてしまい、あらゆる声や音を耳が勝手に必要以上に拾ってしまう状況に陥ってしまったのです。

千早の異変にすぐさま対応にあたる宮内先生…。 彼女の冷静な対応によって、千早はしだいに平静を取り戻します。

各々がいっぱいいっぱいの休憩時間を過ごした後…いよいよ運命の第5試合開幕のアナウンスが流れるのでした。

 

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ちはやふる・第238話の感想

どうにかこうにか全員が体力とメンタルをギリギリ持ち直して第5試合に望む形となりました。 周防はこれまでどこまで見えていてどこから見えていないのかを隠すために前髪を長くしたままだったのですが、ここにきて短く髪を整えて試合会場に現れます。 盛り上がりっぱなしの名人・クイーン戦…果たして第5試合、勝利を掴むのは誰なのか…！