大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～・第42話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～」第42話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

新しい女中はやはりスパイか？

新しく平塚家が雇った女中の志満（しま）は働き者でした。しかし、やはりどこか平塚家の内情や、雪子の素性を探っている節があります。

そんな中、女中の1人が志満のある行動に注目して……？

志満という女性について

火事に巻き込まれたマツの代わりに入った志満。働き者で女中としてのスキルも十分で、一見すると申し分ない人材に思えます。そんな志満は、要所要所で不審な行動や表情をしています。

嵩也の書斎に入ろうとしていた

嵩也の書斎には、仕事関係の書類がたくさん置いてあります。志満はそんな嵩也の書斎を掃除しようとしたところ、雪子に呼び止められました。嵩也の身の回りの世話は焼かなくていいと釘を刺された志満でしたが、その時の表情がただの驚きとは違う表情で……。

もともとは花街で働いていた

志満は、花街の朝霧屋で働いていたそうです。屋形が廃業したため放り出されたと話していた志満でしたが、どうやら廃業したのは雪子がいた屋形とは別の店だった模様。話の流れで、雪子は自分も幼少期に花街で暮らしていたことを志満に打ち明けてしまいます。もし志満が千波紡績のスパイだとしたら、「ライバル会社の社長の嫁が花街の出身である」といういらぬ噂を風潮されかねません。雇ったばかりの志満に対して、秘密裏にすべき身の上話をした雪子は、軽率すぎました。

赤子の話に反応

志満は、話題が「母親や赤子」の話になると、目を点にして驚いた様子でした。もしかしたら赤子に関して何かトラウマのようなものがあるのかもしれません。「花街にいた」「赤子に関してトラウマがある」とくると、志満がこれまで壮絶な人生を歩んできたであろうことが想像がつきます。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

これまでの志満の行動や反応から考えると、志満が邪な目論見を持って平塚家に取り入ろうとしていることは明らかです。しかし、人の良すぎる雪子たちは、そんな志満の目論見に気が付く素振りはありません。

志満との会話の中で、雪子は花街にいたころ仲良くしていた「ひなちゃん」の存在を思い出します。唐突に出てきた回想シーン……何かフラグなような気がしてなりません。もしかしたら、志満がひなちゃんの正体だったりするのでしょうか？雰囲気こそ違え、髪の色の薄さなどは似ている気がしないでもありません。

もし志満が計画的に平塚家に取り入ろうとしたのであれば、マツが家事に巻き込まれて大怪我を負ったのも、偶然とは考えにくいですよね。たとえ志満にどんな事情があるにせよ、他人に怪我をさせてまで自分の目的を果たそうとするなんて、鬼畜の所業です。志満に同情の余地はありません！とっとと平塚家から追い出してほしいところです！