大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～・第36話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～」第36話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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雪子がパーティーでお菓子を作ることになる

千波紡績が平塚紡績の参加に入ったことにより、千波紡績の労働環境の劣悪さは、ついと改善されていきました。

そんな中、瀧本家でパーティーが開かれることになります。雪子はそこで、由寿の同級生にふるまうお菓子を作ってくれないかと依頼され……？

千波紡績の新社長

千波紡績の新社長の栗田は、長年、平塚紡績の経営を支えてきた頼りになる男です。今のところ栗田に関して怪しいところは何もありませんが、もし栗田が前社長及び千波家に引き込まれた場合、千波紡績の子会社化や労働環境の改革において再び問題が生じる可能性が高まります。

由寿の同級生

由寿は車椅子生活になったことを同級生の男子にからかわれて依頼、学校に通えなくなってしまっていました。それなのにわざわざパーティーの由寿の同級生を正体しようとする由寿の母親です。その行動の裏には、母親にしか分からない娘を想う気持ちが隠されていました。

娘が引きこもりになることを恐れて

由寿は、車椅子生活になってから学校にも通えず、めったに外にでない生活を送るようになりました。結婚に関しても否定的な価値観を抱いていて、友達らしい友達は家庭教師が進めてくる本たちだけです。母親は、そんな由寿の未来を案じて、少しでも外に出れるようにと、まずは同級生を招いてパーティーを開こうと考えたのでした。

意地の悪い実鈴

家庭教師の実鈴は、事あるごとに雪子を貶めようとしてきます。一見すると穏やかそうな実鈴ですが、「女性が家庭に入って家族に尽くすなんてなんて時代遅れ」「これからは女性も社会進出すべき」と、かなり前進的な考えを抱いている女性です。その考え自体は素晴らしいのですが、実鈴はその価値観を周りにも押し付けようとし、雪子のことを全面的に非難してしまいます。実鈴は、おそらく知的な女性なのでしょうが、それに似つかわしくないほどに幼稚な行動をとりがちです。

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雪子がパーティーのお菓子を作ることになりました。それにあたって、由寿にも手伝いをしてもらおうと考えているようです。お菓子作りに少し興味を持ちだしている由寿なら、うまくいけば喜んでお菓子作りを手伝ってくれるかもしれません。

しかし、同級生を招待するとなると……由寿の心が不安定になりかねませんね。しかも近くに雪子から情報を抜き出そうと画策する実鈴が常にいたとあっては、雪子も想うように動けないかもしれません。

パーティーが大失敗に終わらないことを祈るばかりです。

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