大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～・第32話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～」第32話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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路頭に迷う藤島家

藤島汽船は事実上、倒産を余儀なくされます。藤島家の家長が逝去したことと、もともとの経営難が祟った結果です。

藤島夫人は、贅沢娘の鞠江の私物を売り払うことで、当面の生活費を稼ごうとします。が、到底足りません。

そこへ、嵩也が雪子を引き連れて登場。藤島夫人と鞠江は雪子たちに対して、援助を求めます。

しかしそんな2人を嵩也は一蹴！しかも、藤島邸を競売にかけると言い出して……！？

家の抵当権は平塚紡績にあった

実は、平塚紡績が藤島汽船の負債を返した時、銀行が持っていた藤島邸の抵当権が平塚紡績にうつっていたのだそうです。つまり、藤島家が借金を返済できない場合、藤島邸をどうするかは嵩也次第なのです。藤島夫妻と鞠江は自分たちの家を追い出されても、文句が言えない立場になっていたのでした。

鞠江の逆恨み

鞠江は、自分から縁談を奪っておいて藤島家の窮地を助けもしないのかと、雪子を罵倒します。この期に及んで醜いことこの上ない鞠江の発言。元はと言えば縁談を断ったのは鞠江の都合だったはずです。どこまでも自己K中心的な鞠江の態度に、空いた口がふさがりませんでした。

嵩也の慈悲

嵩也は藤島夫人と鞠江を邸宅から追い出しはしますが、最終的には2人に最低限の金銭を援助します。雪子に折檻をしていた藤島家の人間に容赦のない嵩也ですが、最後の最後は慈悲をかけてくれた形になりました。

最終的に2人は

藤島夫人は実家の兄夫婦を頼ったそうですが、すぐに追い出されてしまったのだそうです。鞠江も一緒だったと思われますので、もしかしたら鞠江の我儘さが災いしたのかもしれませんね。この先は裕福は暮らしとはかけ離れた生活を強いられるであろう藤島家の2人。ですが、この先雪子と彼女たちの人生が交わることは、もう二度とありません。雪子は家族のしがらみからついに解放されたのです！

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藤島家と平塚家の間で大きな動きがありました！しかし実は、その裏ではつい最近平塚紡績に買収された千波紡績にも妙な動きがあります。

確か、千波親子は社長と副社長の座から引きずり降ろされたはずでしたね。そんな副社長だった彰一が、何者かに呼び出されて、神妙な面持ちで話し合いをする様子です。果たして千波親子は何を企んでいるのでしょうか。

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