十億のアレ。第25話のネタバレと感想｜ズズズキュン

「ズズズキュン」に掲載されている「十億のアレ。」第25話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

十億のアレ。・第25話のネタバレ

自分の部屋に帰り、汚さを目の当たりにしたアザミ。開けていない荷物の中から『打倒両親』の4文字を見て色々考えてしまいます。

写真を撮られながら、その気持ちが変わったわけではない。と思うアザミ。そんなアザミを隠し撮りする輩から守るのは三倉の役目でした。

三倉と目が合ってしまい視線を逸らすアザミ。そのままインタビューとなり木南に別室に連れていかれてしまいます。

今後の目標はありますか。と問われたアザミは両親へ復讐するため。と答えます。 困ってしまうインタビュアーに対し木南は必死にフォローし、遊女や芸能界の目標について答えて欲しい。とアザミに言うのです。

控え室に入って突っ伏すアザミ。アザミには目標も何もないのです。あるのは両親に対するいろいろな思い、それだけです。

元気がないアザミを見かけた三倉は気にした様子で木南に何もなかったか。と声を掛けます。しかし木南はわかっていませんでした。

ベンチに座るアザミ。そこにやってきたのは三倉でした。 驚くアザミは休憩だ。と誤魔化しましたが、三倉はストレートに自分を避けていないか。と尋ねます。

別に嫌いでも構わないけれど、他の相談役は確保しておくべきだ。そう言った三倉にアザミは隠し事は出来ませんでした。

アザミの家が厳しかったこと、過保護だったことがずっと違和感だったこと。それは自分を遊女にするためだった。と知り裏切られたはずなのに、まだどこかで愛を求めている自分がいること。

全部に虚しくなってしまって、どうしていいかわからないのです。

まともじゃない親だったとしても、それに怒って、求めたっていい。

一緒にずっと暮らしていて、アザミを愛さないなんておかしい。

そういう三倉に顔を真っ赤にしてしまうアザミ。走って自分の部屋に逃げるように駆け込みます。そして打倒両親の想いを原動力とし、頑張っていくことを誓うのです。

そんなアザミに映画の主演が舞い降りてきました。

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十億のアレ。・第25話の感想

なんかめっちゃくっちゃ最近まで詩人っぽく、アザミと三倉のお話が展開していってたんですよね。 会話することなく、でもお互いがお互いを気にしている。そんな感じでした。

なのに今回すごくポップにお話しが進んだんですよ(笑) 自覚してもう触れることができない相手に、愛を語られて、気持ちが激昂したはずなのに、まさかの部屋に戻る。という(笑)

ここで私はどこか身体の一部分でも触れて欲しかったんですよねぇ。 まぁ心には触れましたね（何を言っているんだお前は）

しかし木南もマネージャーならしっかりアザミの体調気にしてあげてよね(笑) 意外と両親はもう出てこない存在かと思ってたんですけど、なんかちょっとこれから先、形として関わってきそうだなぁ。と思いました。