十億のアレ。第26話のネタバレと感想｜ズズズキュン

「ズズズキュン」に掲載されている「十億のアレ。」第26話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

十億のアレ。・第26話のネタバレ

若手俳優に恋愛論や芝居論を語る客にお酒を注ぐ若崎。アザミが怒らないことを成長だと心の中で褒めますが、しかし若崎が目を話した瞬間に取っ組み合いをしていました。

翌日、花扇ではあの大志田浩三と喧嘩をしたアザミの失態で大盛り上がりです。三倉がなんとか止めに入ってその場は収まりましたが、アザミは横柄な態度で睡蓮に謝っています。

相手を見て人を蔑んだ大志田。それが許せなかったアザミは大志田に喧嘩腰で挑んだのです。 そして大志田は遊女の片手間に仕事をやっているアザミたちに言われたくない。と吐き捨てたので怒ってお茶を顔にかけてしまいました。

全然怒りが収まらないアザミは、木南に1番有名になれそうな仕事をくれ。とやる気を見せています。

青島健治朗が脚本と監督を務める映画の主演の話が舞い込んできている。それにいち早く反応したのは若崎でした。

映画界の鬼才と呼ばれている彼がなぜアザミを指名したのか、みんな不思議がっていますが、知名度を稼ぐためだ。と、どうしても気が乗らない木南を後目にアザミはやる気です。

アザミを尋ねに山野紗映、山吹の妹が花扇にやってきました。 たまたま近くに寄ったので、スポンサーのアザミにお礼を言いに来たようでした。2人はお茶をセッティングして貰うのです。

重ねてお礼を言う沙映に宝くじがあたっただけで、援助をダメにしたのは自分のせいだ。と言ったアザミに姉が無理をしている。と心配する沙映。

家族に弱音すら吐かなくなった山吹は、きっと誰にも負けたくないのだ。と沙映は言います。 家族の反対を押し切って吉原に来た山吹、世間の目は酷く残酷なものでした。

誰よりも高い場所にいる山吹は自身が選んだ道を蔑んだ人間への復讐だ。と言い、山吹の想いを無駄にしないように頑張っている。と沙映はアザミに言いました。

アザミはその言葉を聞いて今自分がいかに生半可な覚悟でいたかを思い知らされます。 絶対に成功させてやる。そうアザミは覚悟を決めました。

一方で木南は青島の名前を見ながら浮かない表情をしています。

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十億のアレ。・第26話の感想

なんだかいろんな不穏な空気が流れていますね。 アザミも、木南も、睡蓮も。睡蓮は木南を心配しているのか、アザミを心配しているのかイマイチわからないのですが、どうなんでしょうね。

ここで沙映を持ってくるのはめちゃくちゃにセンスがいいわ。 山吹の生い立ちが知れましたね。前回私は両親なかなかクソだな。みたいな発言をしましたけど、技術職なんですね。これはほんとに芽が出るまでが大変な仕事ですね。

そして沙映はスポーツの才能がある。 じゃあ山吹に残された才能、それは美貌と知ですよね。はぁーーーー。もう深いため息。

山吹ってまじでえげつない努力の人なんですよ。 それをあの糀谷は…！許せない！！！

ここからはアザミが山吹を慕いながら超えていくんだろうな。そう思います。