コレットは死ぬことにした・第116話のネタバレと感想｜花とゆめ14号

2021年6月18日発売の「花とゆめ」14号に掲載されている「コレットは死ぬことにした」第116話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

コレットは死ぬことにした・第116話のネタバレ

雇い主の温情を裏切り盗みを働いて役場へ突き出されそうになる少女。シイラ。 彼女の背景にあったのは父親からの家庭内暴力と貧困でした…。

その現場に出くわしてしまったハデス。 あまりにも環境に恵まれずに“死にたい”と口にしてしまう幼い少女の姿が、かつてのコレットと重なってしまい…ハデスはつい口をだしてしまいます。

ハデスは雇い主であるノムじいさんに直接話をします。 彼女を親元から引き離して後見人となって雇い続けてほしいと言い出したのです。

一見してめちゃくちゃな申し出。 しかしハデスは直後、シイラにかかる費用は全て自分が支払うと言い出しました。 そして彼は自分の身にまとっている高級な宝石類を外し、それらをすべてノムじいさんに渡します。

ノムじいさんや村人たちが宝石類を確認すると、それは冷や汗をかくほどに上等なものばかり。

ハデスは自らの服や靴までもを脱ぎ始めました。 とたんにハデスの皮膚はチリッと音をたてて焼け始めます。

冥府の神にとって太陽の光は現金…しかしハデスは自らを顧みずにシイラを助けようとします。

裸足になってシイラを助けてほしいと頼むハデスに、ノムじいさんはただの通りすがりなのになぜそこまでするのかと質問。

するとハデスは、自分の知っている娘にも、過酷な幼少期を過ごした娘がいるが（コレットのこと）、その娘は今眩しいほどに生きる力に溢れている…このシイラにもそうなれる可能性があり、そのためには誰かの助けが必要なのだと説きました。

ノムはハデスの申し入れを受け入れ、シイラの後見人になることを決意します。 シイラもまた元の家に戻ることを強く拒絶し、ノムのもとで働き続けることを決意。 さらに彼女はハデスにきちんとお礼をしてきました。

ハデスはシイラのボロ切れのような服をみて、自らの服を脱ぎそれをシイラに託します。 これを使って新しい服を仕立てて来いと言い、ハデスはその場を去りました。

 

ほとんど服を着ぬまま太陽の光に晒されるハデス。 ハデスが空を仰ぐと、そこには真っ青で美しい景色が広がっていました。

 

一方コレットはけが人の治療を終えて、ハデスのもとへと急いでいました。 しかし再び誰かの悲鳴が聞こえ、コレットがその騒ぎに駆けつけると…なんと倒れていたのは半裸のハデス！

慌てふためくコレットですが、直後に突風が巻き起こって2人は冥府へと誘われます。

ハデスは全身に火傷を負い、その日から目を覚まさなくなってしまい…。

 

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コレットは死ぬことにした・第116話の感想

涙なしでは読み進められない今話…。 ハデス様の優しさがジーンと伝わってきました…。

ノムじいはハデスが只者ではないと気づいたみたいです。 まさか自分が崇拝している死者の神様だとは思わなかったみたいですが…。

さて、ハデスは無事に回復するのか…。 せっかくハッピーエンド間近だったのに…思いもよらぬハプニングです…。