コレットは死ぬことにした・最新119話のネタバレと感想｜花とゆめ19号

2021年9月3日発売の「花とゆめ」19号に掲載されている「コレットは死ぬことにした」第119話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

コレットは死ぬことにした・第119話のネタバレ

山に囲まれた長閑な村。 診療所へと続く道を、赤ちゃんを抱いてゆっくりと歩いているのは…少し大人になり、母になったポーラでした。

ポーラが診療所へ到着すると、自分の産休中に診療所を任されているトルカとモネが患者の対応にあたっているところでした。 どうやら2人は見習いからだいぶ成長して新米薬師になっているようです。

 

またある街では、花嫁行列が行われています。 花嫁姿に身を包んでいるのは…かつてハデスが助けた少女・シイラです。 彼女もまた見違えるほどに美しくなり、あの頃の捨て猫のような表情が嘘であったかのように幸せに包まれた笑みを浮かべていました。

 

セラは、自身の村が新しい薬師たちや見習いたちで賑わいだしたため、自分は遍歴医として各地を飛び回る生活を始めていました。

そんな中でトーヤン先生と出会ったセラ。 2人はコレットの話題で盛り上がります。

 

コレットはというと…彼女もまた村の薬師の未来の安泰を確信した後、自身は遍歴医となって村を出てしまっていました。

 

皆が各々成長し新しい道を歩みだしていましたが、それぞれの心の中にはいつまでもコレットの明るい姿が残っています。

今頃、コレットはどこにいるのだろう？何をしているのだろう？ きっと、今日もどこかで元気に薬師として生きているのだろう。 誰もが、そう疑っていませんでした。

 

 

しかしコレットは今、冥府の床に伏していました。 傍らではハデスが彼女のことを見守っています。

コレットは、不治の病にかかってしまったのです。

一度は神になろうと誘われたコレットでしたが、人として生き人として死ぬことを選んだ彼女…。 まさかこんなにも早く自分に死が忍び寄ってくるとは、思いもしていませんでした。

ハデスはコレットに、遠い昔に約束した願い事の話をし、まだ願いを聞き届けてやっていないと話出します。

コレットは、死んだ後も考えることができるなら、ハデス様にお願いする願い事を考え続けるのもいい暇つぶしになるかもしれない…と瞳を閉じてしまいました。

コレットはハデス様の名前を呼ぼうとしますが、途中で静かになってしまいます。

ハデスがコレットの名を呼びますが、返事はありません。

 

体が痛い。 いや、もう何も感じない…。 何も見えない、何を言おうとしていたのかももうわからない。

コレットの意識は、遠のいていきます―――。

 

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コレットは死ぬことにした・第119話の感想

えっ…待って待って…あんまりだと思います…。 コレットの死が早すぎませんか？ おばあちゃんになったコレットが見れるかと思っていたのに…まさかこんな形でお別れだなんて…。 本当にこれでコレットは幸せだったのでしょうか…。 こんなことになるな神になる誘いを受けておけばよかったのでは…と後悔していないのでしょうか…。