デブとラブと過ちと!・第33話のネタバレと感想｜恋するソワレvol.3

2022年3月発売の「恋するソワレ」に掲載されている「デブとラブと過ちと!」第33話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

圭介、前園課長、そしてリカコの間に起きた「過ち」。それについて話がしたいと申し出てきた圭介は、5年前のある日の出来事を夢子に話し始めようとしました。

しかしその直後圭介のスマホのアラームが鳴ります。画面をチェックした圭介は、突然慌てた表情に。聞けば、母親のお見舞いの日を忘れてしまっていたのだそうです。圭介にとって母親のお見舞いは、どうしても外すことのできな重要な用事の模様。

圭介は何を思ったのか、夢子に"一緒にお見舞いに来てもらえないか。"と持ちかけてきました。さっきの話は聞くよりも見てもらった方が早いからと彼は言うのですが……。

そんなこんなでタクシーに乗り込み、夢子は圭介の母親に会いに行くことになります。

道中、圭介は自分の家族について語りだしました。
両親は圭介が5歳の時に離婚。母親は昼も夜も働いて女手一つで圭介を育て、大学まで通わせてくれました。おかげでサイバラという大企業に就職できた圭介。

社会人になった圭介は、これからは母親に恩返しをしていこうと決意していました。しかしいざ会社勤めが始まると、もともと企画をするのが好きだった性格も相まってどんどん仕事にのめり込んでいくようになってしまった圭介。

いつしか彼は実家にあまり顔を出さなくなり、母親のことを後回しにしてしまっていたのです。

話をしているうちに、車は目的地に到着します。そこは都会から離れて緑に囲まれて空気もおいしい場所にある、穏やかな病院でした。

しかしここで圭介から衝撃的な話を聞かされる夢子。
実はこの場所は、末期がんの患者が余生を過ごすために作られたホスピスという場所だったのです。

圭介の母親は、膵臓癌のステージ4だったのでした。

母親の元へ歩み寄る圭介。しかし母親はぼんやりとした表情で圭介を見るだけで、何も言葉を発しません。彼女の腫瘍は脳にも転移しており、耳も良く聞こえないし話もできず、圭介のことが誰かもわからなくなってしまっていたのです。

圭介は、母親がこんな状況になるまで彼女のことを後回しにし続けてしまっていた自分に、憤りを感じていました。

圭介は再び、自分とリカコと前園部長の間に起こった「過ち」について語りだします。

仕事に打ち込む前園部長。しかしその一方では、育児にひっ迫しているリカコが次第に心を病み始めていました。

圭介は友人であるリカコを救うために、自分が忙しい前園部長の代わりにリカコを手助けするようになります。純粋な善意による行動でしたが、前園部長にはそれが良く映っていませんでした。

圭介は次第に疲れがたまり、仕事をやめようと考えるようになりました。そんな矢先、母親が癌で倒れたのです。精神的に追い詰められた圭介は、このことをうっかりリカコに打ち明けてしまいます。

するとリカコは何を思ったのか、自分に言い考えがあると言って一方的に電話を切ってしまいました。

翌日、圭介が出勤すると、彼は社長室に呼び出されます。
そこにはなぜか社長とリカコの姿があり……？

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今話ではまだ圭介と前園課長とリカコの間に起こった「過ち」の全貌は明らかになりませんでした。引っ張りますよね～気になって仕方がないです！

爽やか青年として完璧に思えた圭介ですが、それなりに闇や悩みを抱えていたようです。意外な一面にさすがの夢子も若干動揺しているようでした。

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