鬼獄の夜 ・第167話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜 」第167話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

紫蝶の、突然の入内（天皇の妻として迎え入れられること）が決定しました。

世話がかかりたちはいそいそと紫蝶の身なりを整えています。桔梗によって傷つけられた紫蝶の傷の手当をしながら、世話係たちは"助けられなくて申し訳ありません。"としきりに謝罪の言葉を囁いていました。

そのすぐ傍らでは、桔梗が右大臣に食ってかかっています。なんと右大臣から言い渡されたのは陰斗との離縁だったのです。

しかし当然のことながらそんな話、桔梗が受け入れるはずもありません。なにせ彼女は未だに自分こそが陰斗の妻であり、彼からの愛を享受できる唯一の存在だと信じ込んでいるからです。桔梗は育ての親である右大臣に声を荒らげて、この命令を拒否します。

右大臣は冷静な声色で、父子の貫通が露呈したらどうなると思う？と話出してきました。
紫蝶はこれから后妃となる身です。そんな彼女が父親である陰斗と体の関係を持っていたとなれば、都の英雄と称えられる陰斗ですらどうなるかわかりません。しかも陰斗は過去の栄光に甘んじて色狂いに堕ち、その噂は広く広まっているのです。

桔梗は泣き喚きながら、陰斗も今はきっと猛省して自分の行いを悔いているはずだから、どうか陰斗を守ってやってほしいと右大臣に縋ります。自分から陰斗だけは奪わないでほしいと、懇願する桔梗。

右大臣はその言葉を待っていたと言わんばかりに、不気味に穏やかな笑みを浮かべて、桔梗がそこまで言うなら仕方がないなと言い出すのでした。

その晩自らの人生を嘆きながら夜を過ごす紫蝶の部屋に、一匹の蛍が迷い込んできました。蛍の後を追っていく紫蝶。

すると追っていった先に立っていたのは、なんと陰斗！彼は紫蝶のことを迎えに来たと言い出します。ダメだとわかりつつも陰斗に近づき、キスをしてしまう紫蝶。

しかしその現場を桔梗に目撃されてしまう2人！桔梗は日本刀を片手に紫蝶に切りかかってきました！ ですが鬼をも相手にした陰斗に桔梗が叶うはずもなく、彼女はあっけなく返り討ちに遭ってしまいます。 さらに陰斗は、鏡を見て恥を知れと桔梗の心を壊すような一言を言い放って……！？

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桔梗は鬼に襲われた際に片目を失っており、普段から片面をつけて生活しています。そんな彼女に向かって「鏡を見て恥を知れ」と言い放つ陰斗。もはや陰斗も人の良心をすでに失っているのだろうなと感じさせるシーンでした。

紫蝶は、この時もっと身を挺して2人の争いを止めるべきだったとずっと後悔していたそうです。おそらくこの瞬間こそが、桔梗が陰斗を呪うきかっけになったんでしょうね。

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