鬼獄の夜・第169話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第169話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

右大臣の謀りによって、陰斗は罪人に仕立て上げられてしまいました。

鬼退治を生業とする都の守護者としての陰斗を、崇める者はもうどこにもいません。
昨今の災厄は陰斗が外道に落ちて天の怒りに触れたせいによるものだと謂れのない罪を着せられた陰斗は、国からその身を追われることとなります。

しかしすでに陰斗は、紫姫を連れて都を出た後でした。
残っていたのは、屋敷で陰斗の帰りを待ち続けた召使たちだけです。

何の罪もない陰斗の召使たちは、次々に役人に捕まります。

そんな中でただ一人幼い松丸は、女中の一人・柏木の計らいによって一人逃げ延びることに成功するのでした。

屋敷には火が放たれます。
陰斗の名誉は、屋敷と共に業火の中に葬り去られるのでした。

一方で陰斗は、商船の上で船に揺られていました。
どうやら船長に金を払って乗せてもらっているようです。

陰斗は船の上でも、狂ったように紫蝶を抱き続けていました。
何度も何度も、互いが溶け合うほどに絡み合う陰斗と紫蝶。

陰斗には行く当てなどはなく、なんとなく寒くなってきたら南へ向かおうと漠然と考えているようです。

紫蝶は船酔いが酷いから外の風にあたってくると言って服を着ますが、陰斗は今晩はあと2回は出すからすぐに戻れとゾッとするような鋭い瞳で告げてくるのでした。

紫蝶はこのままではいけないと感じ、船を降りる決意をします。
岸まで泳げると踏んで海に飛び込みますが、その瞬間、腹部に感じたことのないような違和感と痛みを感じました。

彼女はそのまま溺れてしまいます。

気が付くと紫蝶は、浜辺の小屋の中で寝かされていました。
どうやら紫蝶の異変に気付いた陰斗が、彼女を助け岸まで運んだようです。

陰斗は何やら不気味な笑みを浮かべつつ、これからは紫蝶のことをもっとしっかり守ってやるからなと話してきます。

不思議に思った紫蝶が陰斗に疑惑の目を向けると、陰斗は衝撃的なことを告げてきました。 なんと先程紫蝶を医者に見せたところ、彼女はすでに懐妊しているというのです。

陰斗は紫蝶の腹に顔を埋め、"これからは親子ではなく夫婦だ。"と幸せそうに告げるのでした。

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ついに恐れていた事態が！紫蝶が禁断の子を懐妊してしまいました。 親子の間に生まれる子供……果たして無事に出産することができるんでしょうか。

しかしここが柴家の始まりでもありますよね。柴太一は紫蝶の子孫なわけで、しかも太一と陰斗の性格や表情はどことなく似ているところがありますので、この時懐妊した子が無事にこの世に生を受けることは確実と思われます。

なんだかもう陰斗と紫蝶のことをほっておいてあげて欲しいところですが、右大臣と桔梗が地獄の果てまでも2人のことを追い続けるでしょうね……。 右大臣の外道っぷりが激しすぎて、そもそも彼は人間なのかすら疑わしくなってきました。

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