【第41話更新】お嬢と番犬くんのあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ 別冊フレンド

「別冊フレンド」に掲載されている「お嬢と番犬くん」第37話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

啓弥の嫉妬心が爆発！

電車に乗る前にドレスから私服へ着替える一咲。帰りは普通に電車で帰宅します。傍若無人な鰍に対して不満のあった一咲でしたが、パーティーでナンパされた自分を助けてくれた鰍に対して、若干見る目が変わってきているようです。

一方、啓弥は一日中不機嫌でした。そんな彼が見つめるスマホには、ドレス姿で鰍と一緒にパーティーに出席する一咲の画像が映っています。どうやら啓弥は部下に一咲を尾行させており、2人が一緒にパーティーに行ったことをすでに知っている様子です。

帰宅した一咲を見た啓弥は、すぐに彼女をベッドへと誘います。しかし、一咲の耳にイヤリングの跡がついているのを目撃して、嫉妬心が爆発。優しく奪うように一咲の体を愛撫し始めて……。

がっつきモードに突入！

啓弥は基本的に一咲をお姫様のように扱いますが、嫉妬心や性欲が押さえられないときは若干理性がきかなくなるときがあります。今はまさにその時のようです。鰍と一咲が2人でパーティーに出席し、鰍のチョイスでセクシーなドレスを着せられた一咲の姿をバッチリ見ていた啓弥は、今はまさに嫉妬の鬼と化しています！

イヤリングの跡が引き金に

鰍が選んだドレスコードによって、耳にイヤリングの跡をつけて返ってきた一咲。啓弥にとってはこれが鰍がつけたキスマークにも思えるほど嫉妬の対象だったようです。イヤリングの跡を見る啓弥の目が、獣の目のようにギラついているのが印象的でした。

奪うように優しく

執拗に一咲を責める啓弥ですが、決して乱暴な扱いはしませんでした。あくまでお姫様を扱うように優しい手つきではありますが、一咲の体中を口で愛撫し、所々にキスマークをつける様は、まるでマーキングをしているようにも見えました。41話は啓弥が欲望が丸出しになっているなかなかの濡れ場になっています。

あのままドレスで帰宅したらもっとすごいことになっていたのにな～とちょっと残念でしたが、啓弥はしっかり嫉妬心を爆発させてくれていました。ただ、感情の現れ方としてはかなり冷静で、怒ったりするようなことは一切ありません。

静かに、ただただ一咲を求める啓弥。本当はもっとめちゃくちゃに愛したいはずなのに、そこは理性を利かせているようでした。

そんな啓弥の葛藤を知る由もない一咲は、ただただ啓弥から与えられる心地よさに酔いしれていました。しかし、啓弥が一咲の弱いところを口で愛撫すると、さすがの一咲も戸惑った表情をしていて、ウブさが目立ちました。

鰍と一咲が2人でパーティーに参加！？

親睦を深めるための勉強会が失敗に終わり、一咲と鰍は次の作戦を考えることになります。

喫茶店で待ち合わせをする2人ですが、鰍はこの後、知り合いの開店パーティーに顔を出さなければいけないとのこと。そこで一咲もパーティーに参加し、作戦会議はパーティ中に行うことになりました。

多忙な鰍に無理矢理付き合わされる一咲です。無謀すぎるスケジュールですが、全ては自分の平穏な高校生活を守るためなので仕方がありません。

パーティーに出席するにあたり、一咲は鰍のコーディネートでドレスコードに着替えることになります。しかし、ドレスに着替えた一咲が、あまりにもセクシーすぎて……！？

一咲が鰍に逆らえない理由

そもそもは「啓弥と信頼関係を築く」という任務を背負った鰍が、半ば強制的に一咲に協力を申し出ているのが現状です。にもかかわらず、鰍は一咲に常に上から目線で作戦の考案を指示しています。一咲がそれに逆らえない理由は、「組長の娘だと高校の関係者にバラす」と鰍から脅されているためでした。もし組長の娘だと周囲にバレれば、小学校や中学校で受けたイジメや村八分を再び経験することになるため、一咲は鰍に逆らうことができないのです。

高校生らしい恋愛

イジメや村八分になる状況を恐れている一咲ですが、鰍に逆らえない理由は他にもありました。それは、もし自分が高校に通えなくなれば、啓弥と高校生同士として恋愛をすることができなくなるということです。なんだかんだで一咲は、啓弥と同級生として恋愛ができる現状を青春ととらえ、楽しんでいるのかもしれません。

鰍は一咲を自分好みの女にする？

一咲のドレスコードを選んだ鰍。選んだドレスは、レースが多めで背中が大きく開いており、高校生とは思えないほどの色気をアピールできるセクシーな衣装でした。まさに極道の妻に相応しい感じの衣装です。そんなドレスに身を包んだ一咲を見て、鰍は何度か沈黙するシーンがあります。どう見ても一咲のドレス姿を堪能してるようにしか思えないシーンでした。もしかしたら今後、鰍と啓弥が一咲を奪い合う三角関係に発展することもあるかもしれません！

結局、セクシーなドレスは鰍にプレゼントされたという形になりました。ドレス姿のまま駅前まで送り届けられる一咲ですが、ドレスのまま自宅に帰ったら大変なことになりそうですよね。

しかし、もしそうなったら一咲のドレス姿を見た啓弥が嫉妬心を爆発させそうで見物です！セクシーなドレスを鰍に着せられた一咲の姿を見た啓弥は、嫉妬を通り越して鰍を始末しに行ってしまうかもしれません！

仲良し作戦が速攻で啓弥にバレる！

3人で机をくっつけて勉強会開始！のはずが……啓弥は勝手に席を入れ替えて、一咲とイチャつき始めてしまいます。この状況に耐えられなくなった鰍は、勉強会をほっぽり出して速攻で帰宅。一咲が考えた仲良し作戦は、たった5分で失敗に終わるのでした。

鰍は依然として一咲を利用して啓弥に取り入ろうとしますが、そんな2人のやり取りを啓弥本人が目撃してしまいます。啓弥はさっそく組長に事の次第を報告することにしますが……。

鰍が啓弥に取り入ろうとする理由

鰍に取り入ろうとする理由について整理します。現在、瀬名垣は功生率いる金目会から誘いを受けています。しかし瀬名垣組長が首を縦に振らないため、功生（いきお）の一派がちょっかいをかけてきているのです。具体的には、瀬名垣組の若頭である啓弥と、功生の忠実な部下である鰍が仲良くなれば、瀬名垣組が金目会に入りやすいと、功生は考えているようでした。

瀬名垣組の対応は

瀬名垣組長は功生のことを可愛がっています。そのため功生の小細工を知っても、彼を咎めようとはしませんでした。しかし、手を出されたとあっては何かしらの対応をしなければいけません。そこで瀬名垣組長は、啓弥に対して相手側の仲良し作戦にとことん付き合ってやるように命令します。

一咲が巻き込まれている事態に啓弥は……

一咲が一連の騒動に巻き込まれていることに難色を示す啓弥ですが、組長の命令に逆らうことはできません。組長は組長で功生のこともその部下の鰍のことも一応信頼してはいる様子で、彼らが一咲に危害が及ぶようなことはしないと踏んでいるようです。もし一咲に危害が及んだ場合にはきちんと“始末”をつけると話す組長の言葉を受けて、啓弥はしぶしぶ今回の作戦を承諾したようでした。

鰍は学校では我慢することが多くて常にイライラしているようでした。極道が高校生のふりなんてそもそも無理がありすぎますよね。溶け込んでいる啓弥が異常なだけです。

啓弥も組長も、一咲や鰍が秘密裏に「仲良し作戦」なるものを遂行していることにあっという間に気が付いてしまいました。そもそも一咲がさっさと啓弥や組長に鰍のことをチクればこんなに事は大きくならなかった気もします。

ただ、学校生活を大切にしている一咲にとっては、鰍の言うことを聞いて自分たちの家柄について口止めする必要が少なからずあったのかもしれません。悩ましいところですが、今の一咲は鰍に従うほかないのかも。しかし、嫉妬深い啓弥がそんな状況を見過ごすはずはありませんよね～！

鰍と啓弥が仲良くなるための作戦

鰍（かじか）は啓弥（けいや）と仲良くなるために試行錯誤しますが、全く上手くいきません。痺れを切らした鰍は、一咲（いさく）を強制的に協力者にします。

鰍のあまりにも強引で自分勝手な態度に振り回される一咲。もちろん鰍のことは大の苦手ですが、鰍から“極道の娘だと隠して高校に通っていることを世間にバラす”と脅されたとあっては、従う他ありませんでした。

一咲は、「鰍と啓弥が仲良くなる作戦」を考えさせられます。丸一日考えて出した答えは……期末テストに向けて、3人で一緒に勉強会を開くことでした。こうして実現した極道高校男子2人との勉強会！気まずすぎる空気に、一咲は耐えきることができるのでしょうか！

女子トイレに押し入る鰍

一咲は最初から鰍に対して苦手意識があったようです。しかしその苦手意識が確信に変わる瞬間がありました。なんと鰍は、女子トイレの個室に押し入って一咲に壁ドン！半ば無理矢理に一咲の電話番号を聞いてきたのです！この状況では教えるしかない一咲なのでした。

電話番号を尋ねた理由

どうやら鰍は、一咲がどうやって啓弥に取り入ったのかが気になるようでした。「啓弥と仲良くなるように」と命令を受けている鰍からしてみれば、今一番欲しい情報がそれです。そのため一咲の電話番号を入手して、いつでも一咲を利用できるようにしたのだと考えられます。

啓弥にとって一咲は特別な存在

電話口にて啓弥と一咲の関係について、根ほり葉ほり遠慮なく尋ねてくる鰍。一咲は戸惑いながらも質問に答えていきます。知り得た情報から、鰍はようやく「啓弥にとって一咲が特別な存在」であることを理解しました。ここで一咲から身を引けばいいものを、鰍は逆に一咲を利用して啓弥に取り入ろうと考えてしまいます。啓弥がこのことを知れば、仲良くなれるどころか半殺しにされかねません。鰍はまさに諸刃の剣を使って今回の任務に挑んでいると言えます。

男2人に女1人で普通に勉強するだけでも緊張するシチュエーションなのに、極道2人でそのうちの1人が敵対勢力というとんでもない状況に身を置かれてしまった一咲です。まぁこの状況を作り出したのは一咲自身なので自業自得とも言えますが……。

ちょっと気になったのですが、啓弥はおそらく勉強ができるとして、ガチガチに強面な鰍は勉学のほうはどれくらいできるのでしょうか。見た目からすると体育会系なので勉強の方は案外不得意だったりして……。

啓弥と仲良くなれというミッションを受け、ついに高校へと入学した鰍。強面ながらも端正な顔立ちで女子の人気を集めますが、鰍が接触しなければいけないのは啓弥だけ。なんとかブチ切れるのを我慢しながら啓弥と関係を深めようとします。

しかし、学校案内中にキレてしまった鰍。そんなさらりと流され、立ち去る 啓弥の背中を見送る鰍はーーー⁉

高校生らしく？

鰍も啓弥も極道らしい極道という感じですよね。しかし、高校に通うようになってから啓弥は大分丸くなったように感じます。だからこそ、高校にいる啓弥と普段の啓弥のギャップに鰍も違和感を覚えていたわけですよね。

きっと啓弥がそうなったのは高校に通い出したからだけではなく、一咲の影響も多いのではないでしょうか？極道の娘として生まれ育ちながらも純朴に育った一咲。

そんな一咲と一緒にいるようになって啓弥が変わったわけですから、鰍もきっと一咲のような存在がいれば変われる気がします。ですが、鰍が一咲のような存在を見つけるのもなかなか難しいですよね。

一体鰍はこれからどんな高校生になるんでしょうか？

難しすぎるミッション

啓弥は鰍に対して警戒心バチバチですね。鰍も不本意な状態で高校に入学しているので、まだイラつき感はありますが、それにしても啓弥はやっぱり鰍に当たりが強く感じました。

啓弥にとって鰍は敵対組織の構成員で、しかも一度は一咲に危害を加えようとしました。だから警戒されて当然な気がしますが、それでも鰍に科されたミッションは啓弥と仲良くなること。あまりにも難しすぎます。

これを乗り切るのにはたぶん一咲の協力が必要になる気がしますが、これからどうなるのかが楽しみです！

ついに始まった鰍高校生編！やっぱり鰍と啓弥はバチバチですね。もちろん、高校なので殴り合いなどはしていないですが、これからはどうなるかわかりません。これからテストなどのイベントもあるだろうし、それがどうこの関係に影響するかが楽しみですね！続きが待ち遠しいです！

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