皇后は体育会系！？・第89話,90話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜comico

「comico」に掲載されている「皇后は体育会系！？」第89話,90話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

サンランが釈放される

禁固刑から解放されたサンランは、獄中で皇后が一人で暗殺者を撃退した噂を耳にしていました。やはり皇后が野蛮で危険な女であると判断したサンランは、成妃・リンと皇后を何とかして遠ざけなければいけないと考え、リンにその旨を進言します。

しかし、皇后が暗殺者を捕らえたという事実をすでに知っているリンは、逆に何とかしてサンランの口封じをし、皇后の名誉を守らなければならないといけないと考えるのでした。

サンランの忠誠心をないがしろにもできず、皇后への親愛も捨て去ることができないリンは、悩み苦しみます……。

サンランの中で膨れる皇后への憎悪

タンフールーの一件で皇后に失言をしたことから、禁固刑を受けていたサンラン。1週間後にようやく解放された彼女は、血塗れの状態でヨロヨロと牢から出ますが、その間ずっと何かを小声で呟いていました。どうやらサンランは牢の中で反省をするどころか、皇后への憎悪をより一層強めてしまったようです。

また、彼女は獄中で看守たちの話を盗み聞き、「皇后が一人で暗殺者を捕らえて制圧した」という話を聞いてしまいました。サンランが皇后をより一層危険視したのはこの噂話が原因だったようです。

リンの中で湧いた疑問

リンはサンランと皇后の対応をどうするか考えあぐねていました。リン的には皇后を貶めるような真似だけは絶対にしたくないようですが、だからと言ってサンランのことを軽視することもできません。

皇后が暗殺者を一人で制圧したというサンランの話を聞いた際、リンは自分が皇后を守らなければという責任感に駆られますが、同時に湧いてきたのが、「記憶を失ったはずの皇后はなぜ悪漢を一人でなぎ倒せるほど強いのか」「生まれも育ちも延の国のはずの皇后が、一体いつから武芸や武器に興味を持ったのか」という皇后に関する数々の疑問でした。

記憶喪失後に出来た人格にしては芯がしっかりしているし何しろ強すぎる皇后。しかも記憶喪失から1年しか経っていない割には、やけに活動的な点もまわりには奇妙に映っています。

リンの中で皇后に対して疑念が生まれる回となりました。

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リンは皇后の新しい人格に対して疑問を抱き始めているようですが、それでも皇后を大切に想う気持ちに代わりはないように思えました。というかこれは完全に憶測ですが、リンは皇后に対して恋愛感情を抱いている可能性がややあります。もしそうであるならば、皇帝と皇后がデートする約束をした日に、やけに落ち込んだ表情をしていたリンの態度も納得がいきますよね。

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