シジュウカラ・第12話のネタバレ感想

JOURで連載中の「シジュウカラ」第12話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

シジュウカラ・第12話のネタバレ

千秋の家を訪れた忍。 千秋に漫画のアシスタントをお願いしようとしたけれど連絡が取れなかったため、お家に伺ったと伝えます。

千秋の母は「どうせ才能がないのだからまともな仕事を探せ」と言っているのに、今だに漫画の仕事を続ける千秋のことをよく思っていないようでした。 そして自分と千秋の母が同世代だとわかった忍は、無意識のうちに張り合ってしまいます。

結局自宅に千秋はいなかったため、帰宅することにした忍。 漫画家としての夢を応援するどころか、「どうせ才能がないのだからやめろ」という母親と2人きりで過ごしてきた千秋のことを考えます。そしてもう一回だけ連絡することを決めるのでした。

 

一方千秋は星宙にまたがれながら、ある女性とのことがフラッシュバックしてきます。そしてその女性と星宙が重なり、「いやだ」とうわ言を言いながらひどく怯えるのでした。

ようやく電話に出た千秋でしたが、なにやら様子がおかしく、忍は急いで千秋の元へ駆けつけます。千秋は雨が降っているのに傘もささず、道端にうずくまっていました。 忍は弱々しく体を縮こませる千秋を見て、以前体を売ったことがあるのだとしても、自分の前じゃ強がっていただけで本当は好きでやっていたのではないのかもしれないと思います。

忍は千秋を放っておけず、自宅に泊らせることにします。千秋は忍に声を掛けられても、ただただ繰り返し謝り続けるのでした。

忍は千秋を自分のベッドに寝かせ、自分はソファで眠ることにします。すると夫がやってきて忍の腕をガッと掴むと、夫婦なんだから俺と一緒に寝ればいいというのでした。

 

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シジュウカラ・第12話の感想

千秋の母親は当たり前のように「どうせ才能がないんだからまともな仕事を探せ」と言っていましたが、なんて無責任でひどい言葉なんだろうと思いました。実際にその職業で頑張って働いている人に言うことじゃないですし、間違っても夢に向かって頑張っている人に言っちゃダメな言葉です！ 千秋は普段からこういうことを言われてきたのかなあと思うと悲しくなりました。それでも腐らず諦めずに、漫画を描き続けていてすごいです。

そして星宙に迫られていた千秋はトラウマのある女性と星宙が重なってしまい、ひどく怯えてしまいました。もしかしてあの女性は星宙の母親だったりするのだろうか、、

嫌な記憶がフラッシュバックして涙を流しながら怯え、忍に優しく声を掛けられてもただただ謝り続ける千秋が痛々しくて可哀想で、読んでいて辛かったです。

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