シジュウカラ・第38話のネタバレと感想｜JOUR　11月号

「JOUR」11月号に掲載されている「シジュウカラ」第38話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

シジュウカラ・第38話のネタバレ

担当者から"千秋の新連載は編集部からの評判は良いが、閲覧数が微妙だ。"と告げられた千秋。さらに"主人公と同世代のかわいいキャラを出して、サービスシーンを入れてみては。と提案されて千秋は悩んでしまいます。

そんな千秋にみひろは千秋の漫画を読みながら、"作家はみんな自分自身を曝け出しているのか。"と尋ねられます。千秋は"人による。"と答え、"もっと考えないと。"と呟きます。それに対してみひろは、"自分は面白いと思った。これからもこっそり読んでいく。"と励ましました。そしてみひろは千秋に、独り立ちすることを伝えます。2人は握手をして別れました。

一方で岡野とファミレスで話している忍。岡野に"仕事場を広くするために借りた家に、千秋も一緒に住んでいるのか。"と聞かれます。"自分がいることで千秋も少しやりにくいかも。"と言った岡野に"2カ月もしていないからそういうことか。"と忍は聞き返しました。岡野は返事に困っています。

"もう再婚もしない。"と言った忍に対し、フォローをする岡野。そんな岡野に忍は"今まで隣にいてくれてありがとう。"と感謝をします。そして"ごめんなさい。"と謝りました。

"これからも担当は岡野がいい。"それは忍の願いです。

引っ越しには千秋が手伝いに来てくれました。"一緒に暮らしたかった。"と言った千秋に、"家はすぐそこだからいつでも。"と返した忍。千秋は片づけている最中に忍の昔の原稿を見つけました。

"この時に千秋と知り合っていたら。"と言った忍に、"年の差なんて気にしない。"と強く否定した千秋。千秋自身も忍に対して"本当に自分でいいのか。"という疑問を持っていたのです。"セックスは愛の印だと思うと緊張した。"と千秋は正直に打ち明けました。

忍と千秋はお互いのありのままの愛や姿を受け止め、初夜を迎えます。目が覚めてお互いを見つめあい挨拶を交わした2人。

側ではマナーモードで電話が鳴っており、そこには綿貫洋平。と書かれていました…。

 

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シジュウカラ・第38話の感想

今回はシンプルにピュアピュア回でした。とてもよかったです。

自分が年老いていることに悩む忍でしたが、そんな忍に対して自分は見合う男になっているのか。と悩む千秋。みんなそれぞれいろんなことで悩んで、葛藤して、苦労しているんですよねぇ。

今回に関してはみひろいい仕事した！って感じでした。みひろが独り立ちしたことで千秋もいろんな意味で心境の変化があった気がするんですよねぇ。だからこそ自分もしっかり自立した大人になって、忍に伝えなきゃ。って思ったんだろうなぁ。

確かに幸せになるのは岡野みたいな存在だけど、好きと幸せを割り切れる程人間ってうまくできてませんよね。その気持ちだけは本当に私でもよくわかる。だめだだめだ。って思うほど強く焦がれてしまったりしますしね。

ここでの洋平は波乱しかないわ…。