シジュウカラ・第21話のネタバレ感想

JOURで連載中の「シジュウカラ」第21話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

シジュウカラ・第21話のネタバレ

千秋のネームを読んで、忍は会いたい気持ちでいっぱいになります。 そうしていると、悠太が帰宅しました。

ただいまと返事もしてくれ、お弁当もきれいに食べていてくれています。 そんな悠太の姿を見た忍は、今は千秋に会えないと思い直します。

悠太はというと、いつものようにリビングに降りてきて、ゲームをし始めました。 そして、ぶっきらぼうながらも自分に遠慮せずに離婚したいのならそうしてほしいと忍に言ってきたのです。

忍は、悠太の言葉に涙し、一番大切なのは悠太だと改めて思うのでした。

その晩、千秋と会う決心をし、メールを送ります。

翌朝、悠太を見送った忍は、あとから起きてきた洋平に対して、洋平にとって自分は、あるいは「妻」とは何のかと尋ねました。そして、洋平にとっての好きという気持ちは何なのかと疑問に感じていたのです。

久しぶりに会った忍と千秋。 忍はネームを読んだことを伝えます。

読んでみて、千秋の苦しみや痛みを改めて知って、これを書くのはつらくなかったのかと問います。千秋はその言葉にドキッとしますが、連載をとるためならなんだってするのだと答えました。

しかしその身体は震えているのを忍は見ていました。 千秋の手を握り歩きながら、話します。

漫画が売れたとき、悪い評価をする人も出てくるだろうが、誰にも言えなかったことが、漫画として書くことで表出できて、忍自身も楽になったことがあるのだと伝えました。

そして、区役所でもらってきたばかりの離婚届を千秋に見せます。

しかし今すぐには千秋と一緒に逃げることはできないと伝えたのです。 まわりの反応に影響されやすい時期にある悠太に負担を押し付けれないのだと説明します。

千秋は反論しながらも、最後には忍を抱き寄せて、待っていると伝えました。そして忍は涙ながらに、千秋と別れたのです。

そのあと帰宅した忍の目に飛び込んできたのは、お腹を抱えて倒れている洋平の姿でした。

 

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シジュウカラ・第21話の感想

悠太を見ていると夫婦でつくりあげた家族って、素敵だなと感じた一方で、夫婦の形とは、その人たちのものでしかないような気がしました。

空気のような存在でも居てほしい人もいれば、いつまでも仲良しでいたい人もいるし、父親母親という存在の仕方だけでいい人もいれば、恋愛感情を大切にしたい人もいるわけですから、こればっかりは何が正しいのかよく分からないなあと思います。きっと忍と洋平は、夫婦の在り方に対する考え方が違ってきているのでしょうね。

最後のシーンから予測するに、結局忍は離婚できずに過ごしてしまうのでしょうかね。そのあと千秋とどうなっていくのかは全く展開が読めないので、続きが気になるばかりです。

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