鬼獄の夜・第158話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第158話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

陰斗と紫姫が運命的な出会いをしてから一ヶ月後―――。

大納言は左大臣に昇格し、さらに権力を強めていました。 そんな彼は陰斗の小間使いである松丸少年の弄ってからかっています。

松丸は陰斗に助けを求めますが、彼の心の中は姿をくらませてしまった紫姫のことで支配されていました。

左大臣は心ここにあらずな陰斗に対し、"意中の姫でもできたのか。"と質問します。 さらに彼は陰斗にこんなことを尋ねてきました。 "まだ自分の子供に会う気にはならないのか？"と…。

別れたはずの桔梗と陰斗でしたが…なんとその後桔梗が身ごもっていることが発覚したのです。 桔梗はお腹の子を陰斗の子として今も尚育て続けていたのでした…。

左大臣は、司馬家としても跡継ぎが必要だろうと陰斗に話します。 しかし陰斗は桔梗の子に一切会うつもりはありませんでした。 "自分は過去を捨てた身なのだ。"と切なげな表情で呟きます。 "今の自分は鬼殺しでもなければ桔梗の夫でもない…ましてや子など持っていない…。"彼はそう語ります。

その日は満月でした。 陰斗は紫姫と出会ったあの日から、毎晩彼女が佇んでいた橋を訪れています。

どうしても例の姫にもう一度会いたい…陰斗はそんな想いに支配されています。

彼が月を仰ぎながら紫姫へと想い焦がれていると…なんと紫姫本人が橋の上に再び姿を現わしました！ しかし紫姫は陰斗に目もくれずに、再び橋から身を投げようとします。

陰斗は慌てて紫蝶を引き止めますが、彼女の自死の意志は堅く、陰斗の話を聞こうともしません。

陰斗はそんな彼女を抱き寄せ、"ひと月前の満月の夜にあなたはすでに息絶えた…一度消え失せた命ならもうどうなってもいいだろう…お前は私がもらう…。"そう言って強く強く紫姫を後ろからだ抱きしめます…。

妻も子も、鬼殺しとしての名声も、過去のすべてを捨て去ることができた陰斗でしたが、なぜだか一夜出会っただけの紫蝶のことはどうしても諦めることができない様子で…？

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やはり紫蝶の背景には死を望むほどの壮絶な何かが隠れているようですね。 この頃の紫蝶は、柴を愛していた頃のエリカとは全くの別人格のように思えてしまうほど心が重く荒んでいます。 一体紫蝶はどこの姫なのか…彼女が死を望む理由とは一体何なのか…今後の展開でそれが明らかになるのが待ち遠しいですね。

一方で桔梗ですが…陰斗の子を身ごもらないために幾人もの男と体を重ねていたというのに、しっかり妊娠してしまっていたようです。 ですが同時期にあれだけの男性と身体を繋げていたので本当に陰斗の子かどうかも怪しいですよね。 別の男の子を身ごもったのを陰斗の気を引くために彼の子だと風潮しているだけという可能性も高いです。 もはや桔梗の信用は地に落ちており、それを挽回する手立てもないでしょう…。

鬼獄の夜・第159話のネタバレと感想｜マンガMee

再び川に身を投げようとする紫蝶を、陰斗は必死で引き止めました。愛の告白とも受け取れる...