ゆびさきと恋々・第26話のネタバレと感想｜デザート7月号

2022年「デザート」7月号に掲載されている「ゆびさきと恋々」第26話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

一緒に通学をする雪と逸臣。

昨晩、逸臣の口からは"同棲しないか。"と突然の提案がありました。 しかし直後頭の中に桜志の姿が浮かんだ逸臣は、なぜか一度提案したこの同棲の話を引き下げてしまい、今度酔っていないときにちゃんと話をしようと言い出します。

雪は逸臣が独り言のように、"急だし困るよな……。"と呟いてしまっているのを見てしまいました。

同棲の話が中途半端なまま、2人はいつのまにか寝てしまいました。
そうして今、一緒に大学に向かっているわけなのですが……。

ここで逸臣のゼミの仲間が、突然声をかけてきます。
ゼミの仲間たちはオールで遊んでいたらしくハイテンションです。
彼らは、逸臣が彼女をつれて歩いているのを見て驚きました。

さらにどうやら雪が難聴者であることを知り、会話に慎重になりだします。

ゼミの仲間たちは雪に、逸臣のどこが好きなのか尋ねてきました。
答えようとする雪を、逸臣が制止します。

その答えは自分だけが知りたい言葉だからと、逸臣は雪を連れて先へ歩いていってしまいました。
彼女を心底大事にしている逸臣の姿を見て、ゼミの仲間の女性陣は雪を猛烈に羨みます。

場面は切り替わり、桜志は昨晩仲間内で飲み明かして、大学から一番家が近い深時の家に泊まっていました。

アラームの音で目覚めますが、桜志・深時・畑やんの3人はほぼオールで飲み明かしていたため気だるそうに身体を起こします。

ここで桜志は、仲間たちから昨晩の自分の醜態について聞かされることになりました。

なんと桜志は、酒の勢いに任せて雪に対する恋心と失恋のショックをつい暴露してしまっていたのです。

涙を流しながら失恋を嘆く桜志に、不時までもが涙を流して彼を慰めていました。

昨晩のそんな記憶がまったくない桜志は、恥ずかしくて死にたくなってしまいます。

そんな桜志に深時は、雪を逸臣から奪う方法がたった一つだけあると意味深な笑みを浮かべるのでした。

雪は、逸臣から同棲の提案があったことを親友のりんに話しました。
りんは、大興奮しながら雪の話を聞いてくれます。

ちなみに、りんと京弥は交際がスタートしているらしく、現在は半同棲状態なのだとか。

大人すぎるりんの行動と言動に触発されたのか、雪は逸臣と同棲をしてもっと互いのことを知り合っていきたいと考えるようになります。

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ホロホロと泣きながら雪への想いを語る桜志が切なくて感動しました。男子のそういう純粋な涙って胸に響くものがありますよね。普段は絶対泣かないであろう人が泣いている姿だからこそ気持ちが伝わってくるというか……。

逸臣はなぜ同棲の話を一度引き下げてしまったのでしょうか。 雪に、まずは両親に挨拶がしたいと話していたので、その辺りの誠実さを意識したのかもしれませんね。

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