ゆびさきと恋々・第32話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ デザート2月号

「デザート」2023年2月号に掲載されている「ゆびさきと恋々」第32話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ついに同棲生活に対する両親からの答えがでる

雪の心配をよそに、逸臣と雪の父親は銭湯であっと言う間に心を打ち解けてしまいました。逸臣のとんでもない包容力に、雪の父親は感化されてしまったようです。

一方で、家に残された雪と母親。こちらはこちらで本音を打ち明け合いながら同棲についての話し合いを進めていました。

雪は、逸臣がどれほど頼りになる男性なのかを母親に説明します。母親はそもそも逸臣に対して好印象しか抱いていませんでしたが、やはり雪の兄・至の婚約破棄の過去があったために不安に陥っていただけのようでした。

結局、両親ともども、雪と逸臣の同棲を後押ししてくれる結果に。両親は寂しいながらも、雪を逸臣に任せると宣言します。また、雪が逸臣を支えられる存在になれることを密かに願うのでした。

雪が言葉を発して気持ちを伝えるシーン

今話では、難聴で発語が得意ではない雪が、“逸臣と一緒にいたい”という強い気持ちを声に出して伝えるシーンがあります。

それはきっとハッキリとした発音でもなかったし、自然な言葉ではなかったはずです。しかし不器用ながらもゆっくりと自分の気持ちを伝えることができた雪。

母親はそんな雪の行動を見て、胸を打たれた様子でした。

逸臣と雪の父親は愛称で呼び合うほどの仲に

銭湯に行って腹を割って話をしようと試みた雪の父親。しかし結局、腹が割れるどころか「逸くん」「久ちゃん」と愛称で呼び合うほど、逸臣と心が打ち解け合ってしまいました。

まさに逸臣のペースに飲まれてしまった雪の父親です。しかも銭湯の後、逸臣と雪の父親は飲みにまで行ってしまったのだそう。実に3時間もの間、濃密な時間を過ごしてしまった逸臣と雪の父親は、傍から見たら年齢差のある友達にしか見えませんでした。

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挨拶にきた当初の両親のテンションの落ちっぷりが凄まじかったので、一時はどうなることかと思いました！しかし何の問題もなく同棲に関してOKの返事を貰えた雪と逸臣です。

逸臣は両親の前で、耳のことも含めて一生雪のことを守っていくつもりだと宣言します。なんとも男らしい発言に読んでるこちらまでキュンとしてしまうシーンでした！

そして逸臣のそんな男気発言の直後、雪は雪で自分も守られているばかりでなく、逸臣のことを支えられる存在になれるよう努力をし続けると健気な発言をします。

両親としては子供の成長が感じられて嬉しいと共に、雪の一人立ちの瞬間も感じて、複雑な気持ちになったことでしょうね！しかしどうやら両親は、全面的に雪と逸臣のことを応援してくれるつもりのようです！