ちはやふる・第223首のネタバレと感想｜BELOVE4月号

2020年2月29日発売の「BELOVE」4月号に掲載されている「ちはやふる」第223話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

ちはやふる・第223話のネタバレ

日本三大怨霊と言われる菅原道真と祟徳院の2枚の札。

それら2枚を隣同士に並べる千早の作戦。

その狙いは、詩暢の心を乱すことだったのですが…。

 

その2人は詩暢にとっては怨霊などではありませんでした。

自分のかるた人生の中で、長く共に過ごしてきた"遊び相手"も同然だったのです。

序盤こそ千早の札の並び代えに動揺した詩暢でしたが、すぐに冷静さを取り戻してしまいます。

さすがクイーンといわざるを得ませんね…。

 

 

さらに最悪なことに、千早の作戦は札たちには"いじわる"だと受け取られてしまいます。

千早は札たちに嫌われてしまったのです。

作戦が仇となり、乱されてゆくのは逆に千早の方になって行きます。

 

そんな千早たちの試合を、原田先生は会場に入らずに、なぜかロビーから見ていました。

どうやら先生は膝を患ってしまい、畳に正座をするのが厳しくなってきているのだとか…。

自身の老いを感じずにはいられない原田先生。

 

それに追い討ちをかけるかのように、千早もクイーン戦前は白波会に顔を出さず、自分の教えを乞いにはやってきませんでした。

千早は渡会さんや猪熊さんがいるところで「全方位かるた」のプレイスタイルを磨いていたのです。

原田先生は自分のプレイスタイルである「攻めがるた」がもう時代遅れなのでは…と嘆いています。

 

ですが、原田先生の胸にあるかるたへの熱い思いまでもが燃え尽きたわけではありません。

先生は身を乗り出しながら画面越しに戦う千早を叱咤激励します。

 

ですが、千早は自陣を守るのでいっぱいになってしまっています。

千早に攻めがるたを教えた原田先生はこれを黙ってみてられません！

原田先生のかるたは、「自陣は取られたら取り返す」が鉄則です。狙いを見定め、敵陣を攻めて攻めて攻め続ける。そうして作り上げるのです、自分の陣形を。

 

千早に守りのかるたなどしてほしくない原田先生は、千早に「下を向くな！」とエールを送ります。

その思いが届いたのか、千早の表情が一変。

 

札一枚一枚と再び繋がろう、そうすれば読まれる札に"呼ばれる"ようになる…。

千早はそう考え、残った札たちに丁寧にお辞儀をします。

そして千早は覚醒。

 

目にも止まらぬ速さで札に手をのばすのです。

千早の中で迷いは消え去っていました。

 

千早は、たくさんの指導者たちに与えられたそれぞれの"武器"を手に、今、再出陣します。

どんなプレイスタイルを手に入れようと、千早の根底にあるのは「攻めのかるた」です。

千早の猛攻撃が始まります。

 

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ちはやふる・第223話の感想

千早は「攻めのかるた」を捨てて「全方位かるた」へ乗り換えたわけではなかったんですね！ 「全方位かるた」を吸収しつつ、やはり自分のプレイスタイルの真髄としては「攻めのかるた」を構えているようです！

 

原田先生も本望でしょうねぇ～。 自分の魂を千早が受け継いでくれているとなれば、一線を退いたとしても無念にはならないでしょう。

 

果して覚醒した千早は強敵の詩暢を打ち負かすことができるのでしょうか！