悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される・第26話のネタバレと感想｜B’s-LOG COMICS

「B’s-LOG COMICS」に掲載されている「悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される」第26話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される・第26話のネタバレ

10枚あったはずのクッキーがいつの間にか減っている…！？

ティアラローズの周りで起き始めたこの小さな異変…。 果たしてクッキーはどこに行ってしまったのか…？

 

この部屋に誰かが侵入することはほぼ不可能ですし、メイドのフィリーネたちが断りもなく持っていくことなんてあるはずがありません。

考えられることと言えば妖精たちの仕業くらいでした。 しかし森の妖精たちであればお菓子が欲しいとティアラローズに直接言いに来るに違いありません。

ティアラローズはもしかして無意識に自分で食べてしまったのでは！？と不安になります。

彼女が思い悩んでいる様子を心配したフィリーネがやってきました。 彼女に事情を話すことにしたティアラローズ。

二人で話し合っていると…なんといつのまにかまたクッキーが一枚減っているではありませんか！

ここにはティアラローズとフィリーネの二人しかいなかったはず…。 やはり何かおかしいと考えたティアラローズは、まずは森の妖精たちに確認してみることにします。

お菓子を持って森の妖精たちの場所を訪れたティアラローズ。 話を聞くと、やはり森の妖精たちの仕業ではない様子です。

しかし妖精たちの話から、ティアラローズは自分に悪意を持つ人の仕業かもしれないという可能性に気が付きます。

もしそんなことをするものがいるとするのなら…。 もしかしてアクアスティードとの恋路が叶わなかったアイシラの仕業か…いえ、心優しい彼女がそんなことをするわけはありません…。

 

しかし翌日、この異変の犯人が明らかに！

ティアラローズが今日もお菓子を作っていると、なんと蛇口からにゅるりと海の妖精が現れて、手慣れた手つきでクッキーを一枚持ち去っていったのです！

海の妖精たちはアイシラのことを気の毒に思い、ティアラローズのお菓子を盗んで困らせてやろうとしていたのでした。

 

海の中―――。

そこには海の妖精王に盗んだティアラローズのお菓子を持っていく妖精たちの姿がありました。 しかし海の精霊王は人間の作る菓子などわらわは好かぬと言ってこれを受け取ろうとしませんでした。

それよりもお茶をしに来ると言っていたクレイルが一向に現れないことに怒りを露わにする海の精霊王…。

彼女の口からボヤかれるのは「愛などくだらぬ」「これだから男は好かぬ」といった否定的な言葉ばかりでした。

海の精霊王はふと、自分が精霊王に君臨してからいったいどれくらいの時を過ごしたのか…と思いにふけっています。 最後に人間を祝福したもの随分昔のことになっていました。 おそらく自分はこの先人間を祝福することはもうないだろう…海の精霊王はそう考えています。

自分の海はまだ綺麗だろうか…。 この心のようにゆっくりと濁っていってしまわないだろうか…。

海の精霊王はそう考えながら、玉座にもたれ掛かり瞳を瞑るのでした。

 

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悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される・第26話の感想

海の色が濁って見えていたのは、海の精霊王の心が濁りつつあるからだったようですね…。 どうやら海の精霊王は孤独に苦しんでいるようです。 お茶会の約束をしていたクレイルという人物が一向に現れないのが原因でしょうか。 見た感じ、人間嫌いな節があるようです。 「男は好かない」「愛はくだらない」と言っている辺り、もしかしたら過去に人間の男と恋に落ちて失恋した過去があったりするかもしれませんね…。 まるで人魚姫みたいな感じです。

ともかくこれでクッキー泥棒の犯人が明らかになりました。 ティアラローズは海の妖精たちにどうやってイタズラをやめさせるつもりでしょうか？ まずはアクアスティードに報告するところからですね！ それからアイシラのその後の様子もやはり気になるところです。

続話のネタバレはこちら(^^)