悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される・第31話のネタバレと感想｜B’s-LOG COMICS

「B’s-LOG COMICS」に掲載されている「悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される」第31話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される・第31話のネタバレ

この世界のメインキャラクターたちは魔法が得意という設定がありました。

もちろんティアラローズにもその力がありましたが、アクアスティードやアカリたちが使うような大それた魔法の力はありません。

彼女が唯一使える魔法…それはキースの祝福によって強化されてもごくささやかなある力でした。

その力は主にお菓子作りの際に発揮されます。 それはちょっと材料に力を込めると味がぐっと引き締まったり、料理の時短をすることができたりするティアラローズにぴったりの魔法でした。

ティアラローズはその力を使って今日は皆の姿を模ったアイシングクッキーを作ることにしていました。

彼女がクレイルのクッキーにデコレーションをしていると…ちゃぷりと水音が聞こえてきます。

振り返るとそこにはパールの姿が！ パールはクレイルの形をしたクッキーを見るやいなや、クレイルをたぶらかすなんて最低な女だと大激怒してきました！

誤解をとこう必死に弁明するティアラローズ。

しかしパールはそんな彼女に自分と同じ苦しみをティアラローズも味わえばいいのだと意味深な言葉を残して消えてしまいます。

 

このことをアクアスティードに報告することにしたティアラローズ。

彼女がアクアスティードの部屋の前までいくと、そこには何やら思い詰めた様子のアイシラの姿がありました。 手には小ぶりの瓶を握りしめています。

アイシラに声をかけ、とりあえず部屋の中に入りましょうとアイシラを促すティアラローズ。

部屋の中にはアクアスティードと騎士たちの姿がありました。 彼らは海の濁りについて話をしています。

その話を聞いたアイシラは、どこか気まずそうな表情をしていました。

ティアラローズはとりあえず落ち着くために皆で一度お茶にしましょうと提案し、用意をしにいきます。

するとアイシラが手伝いを申し出てきました。 ティアラローズは何も疑うことなくその申し出を受け入れるのですが…なんとアイシラはこの時、一つの紅茶のカップにある薬品を仕込んだのです…。

 

その後、お茶をしながら海の濁りについて話し合い、パールが来訪したという報告が成されます。

兎にも角にもまずはクレイルとパールに会うしかないという結論に至り、アクアスティードはエリオットに馬車の手配を急がせました。

ひと段落し、アクアスティードが紅茶を口にしようとしたその時…突然アイシラが紅茶を飲んではいけないと大声を出してきました。 ですがその声に驚いたアクアスティードは口にふくんだ紅茶をゴクリと飲み込んでしまいます。

実はアイシラ…パールにそそのかされて、アクアスティードの紅茶に惚れ薬を盛ってしまったのです…！

涙を流して自分の行いを戒めるアイシラ。 そんな彼女に、アクアスティードは泣かないでと声をかけます。

それは…いつもティアラローズを呼ぶのと同じように低くて甘い声色でした…。

 

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悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される・第31話の感想

まさか惚れ薬がもう効いてしまったのでしょうか…！？ パールはアイシラを使って自身の苦しみをティアラローズにも味わわせてやろうと考えたみたいですね。 なんだかもう嫉妬心を煮詰めて固まりにしたようなパールの心が暴走し始めている感じです…。 一刻も早くクレイルに会ってパールとの仲をなんとかさせなければ…。