星降る王国のニナ・最新25話のネタバレと感想｜BE LOVE11月号

2021年10月1日発売の「BE LOVE」11月号に掲載されている「星降る王国のニナ」第25話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

星降る王国のニナ・第25話のネタバレ

ビドー皇子の収容所預かりとなったニナとアン。 彼の領地は温暖な土地だと聞いていたのに…なぜかニナたちがたどり着いたのは極投監獄グリフィゲルド。 さらに奇妙なことに、ニナとアンが収容された檻にはすでにヨル皇子が囚人服姿で倒れていて…！？

 

ヨル皇子は確かニナとアンの護送の付き人として不本意ながら彼女らに同行していたはずなのです…。

ヨル皇子は何かの間違いだ！と騒ぎ立てて自分が皇子であることを看守に訴えますが、取り合ってもらえません。

ここグリフィゲルド監獄は重罪人の流刑地として知られた場所でした。 ガルガダで最も劣悪で過酷な監獄…生きてはでられないと言われている場所です。

おそらくこれはトート皇子の企みでしょう。 セトを自らの神だと盲信し溺愛するトート皇子にとって、彼の妻となるニナも、セトを異様なまでにライバル視し続けるヨルも、邪魔な存在でしかなかったのです。

どうやらトート皇子はこの場所でニナもヨルも始末しようと裏で手を引いている模様…。

 

グリフィゲルドの環境は噂通り酷いものでした。 劣悪な環境下での過酷な労働を強いられる囚人たち。 ニナは看守たちに痛めつけられる他の囚人を放っておくことができません。

ニナが彼らの間に割って入ろうとしたときに、一人の不思議な青年に止められてしまいます。 ここでは助け合いはご法度。 そう語る大きな丸渕眼鏡の男…足枷をつけているところを見るとどうやら彼も囚人の一人のようですが、その割には他の囚人たちと比べ物にならないくらい身なりが良すぎます。

 

翌日―――。 依然として自分が皇子であることを証明することに必死になっているヨルですが、ついには看守たちから袋叩きに会ってしまいます。

もちろんニナはこれを黙って見過ごすことができずに止めに入ってしまいました。

するとここグリフィゲルドで最も地位の高いラカル監獄長が現れます。 彼は冷たい表情で、騒ぎを止めに入ったニナのほうに罰を与えると告げてきました。

ラカル監獄長はニナを「獣牢」に連れていけと兵たちに命じます。 途端に兵たちがザワつきはじめました。

まだ少女なのに…。 慈悲もない…。 かわいそうに…。 そんな囁き声が次々に聞こえてきます。

連行されるニナ。 看守は早く楽になりたいならなるべく抵抗しないほうがいいと助言をしてきました…。

 

獣牢と呼ばれる部屋に入った途端、生臭い腐ったような臭いがニナの鼻を刺激し、吐き気を催します。

薄暗い部屋の中を見渡すと、そこには数々の肉片が…。

ニナが動揺していると、大きな大きな犬が現れ、ニナに襲い掛かってきました！

ニナはとっさに自分を拘束している鎖を犬に噛ませます。 このまま牙を折ろうと一瞬思いますが、そんなこと可哀想でできるはずもないニナ。

すると犬はニナの優しさを感じ取ったのか、力を緩めて後ろのほうに伏せてしまいました。

疲れが溜まりに溜まっていたニナは、そのまま眠りに落ちてしまいます。

 

目覚めると目の前には昨日の丸渕眼鏡の不思議な男が立っていました。

彼はソル・ジーナだと名乗り、ニナの瞳を興味深げに覗き込みながら、星の民の末裔は本当に存在したんだねと話しかけてきて…。

 

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星降る王国のニナ・第25話の感想

ソルの正体が気になるところですね。 自由に獣牢に出入りができる、身なりがかなり綺麗…そのあたりから考えると彼は本当は囚人ではないのかもしれません。 他の囚人がガリガリにやせ細ってボロボロなのに対して、ソルは瘦せ型ではあるけれど健康的すぎますからね。

にしてもヨル皇子がめちゃくちゃ可哀想なことになってます…！ トート皇子は本当に侮れない相手でした…。 ガルガダにおいての最大の敵といっても過言ではありませんね。

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