星降る王国のニナ・第34話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ BE・LOVE9月号

2022年8月1日発売の「BE・LOVE」9月号に掲載されている「星降る王国のニナ」第34話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

「星降る王国のニナ」の各話あらすじ・ネタバレはこちらから！↓

【最終回予想】 「星降る王国のニナ」最新話・全話あらすじ（ネタバレあり）・感想まとめ ｜結末はどうなる？

「BE・LOVE」に掲載されている「星降る王国のニナ」のネタバレと感想です。 文字の...

転落事故により謎の後遺症が残るニナとセト

橋の上から転落してしまったセトとニナ。2人とも一命はとりとめたものの、ニナはなぜか視力を失い、セトは心を閉ざして人形のようになってしまいました。

そんな中アズールはmニナをフォルトナに連れて帰ると言い出します。しかし、セトのことを置いていけないニナはそれを拒否。

そこでアズールは、セトを人質としてフォルトナに一緒に連れて行くのはどうかと提案します。こうして人形のようになってしまったセト、視力を失ったニナ、ニナの侍女のアン、ホルト将軍、アズールの5人は、ガルガダから脱出してフォルトナに帰還することになりました。

フォルトナ帰還のためにアズールが選んだ道は、海の道です。そのためにまず彼らが向かったのは、ヒカミを助けてくれたビドー王子の領地でした。

セトが人形のようになってしまった理由

まずセトはニナに対して失恋したことに、大きなショックを受けていました。しかし今回セトがニナたちを襲撃したのは、復讐のためではありません。

ニナの裏切りを受けて、セトがまず考えたのは自分の命を断つことでした。しかし自害によって命を失えば、自分の死がニナの心に罪悪感として一生刻み込まれる可能性が高く、セトはそれを恐れます。なぜならセト自身の心にも、以前自分の身の周りを世話をしてくれた神父の自害が深い傷となって残っていたためです。

そこでセトは、自分がニナを襲うことで誰かが自分の命を奪うように仕向けるため、襲撃を行いました。

しかしその襲撃は結果的には失敗に終わります。ニナによって再び手を差し伸べられたセトの心には、おそらく迷いが生じたのでしょう。ニナにすがりたいけどそれを許すことができない自分もいる。そんな複雑すぎる心境により心のキャパオーバーを迎えてしまったセトは、自衛のために心を閉ざしたのではないかと考えられます。

ビドー王子はなぜヒカミを助けたのか

今話の中では、ガルガダから暗殺者として追われる身となったヒカミが、ビドー王子によって命を救われていたことが明らかになります。

しかしビドー王子はガルガダ国側の人間で、しかも王子です。ヒカミに手を貸すということは、すなわち国政への反逆にも値します。

ビドー王子が、なぜそこまでの危険を冒してまでヒカミを助けたのか。理由は定かではありませんが、ビドー王子はおそらく争い自体を好まない性格なのではないでしょうか。現ガルガダ王がフォルトナ侵略を強行しようとする一方で、もしかしたらビドー王子は裏からその戦争を阻止しようと動いているのかもしれません。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

ニナの視力が失われたのは一体なぜなんでしょうか！現在のニナは世界が真っ暗闇に見えるそうなのですが、オーラのような人の気配や存在自体は感じ取れるようです。その闇の中でニナは、なぜかセトのことを子供の姿として捉えているのです。

この失明と、オーラのような気配が見えるようになった現象は、もしかしたら星の民特有の能力なのかもしれませんね。

それと今話の中では、ヨル王子がアンに対して好意があるのではないか！？と思わされるようなシーンがありました！これはヨル王子ファンには必見のシーンです♪

星降る王国のニナ・第35話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜BE・LOVE10月号

「ニナが謎の失明」「セトが心を閉ざし失語」という立て続けのハプニングに見舞われるも、...