星降る王国のニナ・第18話のネタバレと感想｜BELOVE4月号

2021年3月1日発売の「BELOVE」4月号に掲載されている「星降る王国のニナ」第18話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

星降る王国のニナ・第18話のネタバレ

フォルトナに残る幼いムフルムは、即位してまもなく城を空けた兄・アズールの身を案じていました。

彼は前皇帝とアズールの秘密の会話を聞いてしまっていたのです。

“一年だけの限られた王の地位だ。フォルトナに尽くして死ね。”

跪くアズールにそう命じる前皇帝…。

その会話を聞いてしまっていたムフルムは胸騒ぎがして仕方がありませんでした。 こんなときアリシャ姉上なら一体どうするだろう…彼はそんなことを考えています。

 

一方、ガルガダのニナ。 ひょんなことから好色王子のビドーと会話する機会に出くわし、彼の住まう紫の宮は召使から兵士までもが全員軒並み女性であることを知って驚きます。

噂の闘技大会には女性の武人も出席するらしいという話を聞き、何を思ったのかニナは自分も闘技大会に出れないものかと考えだしてしまいます。

しかし兵士たちに頼んでも誰も剣術の指南をつけてくれようとはしません。

ニナに危険なことをさせてしまうとセトの怒りを買ってしまいますからね！

しかしこの話をどこから聞きつけてきたのか、なんとセト自らが剣なら教えてやってもいいと言い出してきました。

しかしセトの教え方は恐ろしく感覚的なもので…。 相手の動きが見えるからそれより早く返り討つだけだとしか教えてくれないセト…。

基礎や手順とかもっと複雑なことがいっぱいあるはずだ！とふくれるニナ。

するとセトは、確かに複雑だ…誰が何を考えて居ようとどうでもよかった…対峙するなら切り捨てるだけのこと。しかしニナはまったく予測が付かない…剣術よりよほど複雑だ…と不思議なことを言い出してきました。

そう簡単にわかってたまるかってんだ！となぜか得意げなニナ。

セトはそんな彼女に、好きが入っていないのはダメなんだったな？ならこれはいいはずだ…そう言って唐突にニナにキスをしてきて…！？

そのままどこかへ行ってしまったセト…。

ニナはその場に座り込み、呆然としてしまいます。

 

その後、ニナはセトから剣の指南をうけることに。

手加減しつつもニナの相手をしてやるセト。 細身で低身長ながらに果敢にセトに切り込み続けるニナ…。

そんな二人の姿を見ていた召使たちは、しだいにニナのことを応援するようになっていきます。

ニナはやっぱりどこに行っても人に好かれる素質がありますよね。

 

その夜―――。 ニナが寝ていると、ヒカミが起こしにやってきました。

彼女に連れられて窓際へ行くと、なんとそこには…アズールの姿が！

しかしニナは言葉を発することをアズールに止められてしまい、アズールが話をするのを一方的に聞くことしかできませんでした。

アズールはニナを見据えて、春の婚礼のまえに必ずニナをフォルトナに連れ戻すと宣言し…。

アズールはその場を去ります。 ニナは涙を流しながら、彼に思いを馳せることしかできませんでした。

アズールに忘れられているわけではなかった…。 やっぱり彼のことが…心から大好き…。 ニナはそう確信するのでした。

 

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星降る王国のニナ・第18話の感想

やっとアズールがニナに言葉がけをしてくれましたね！ 忘れたわけでも見限ったわけでもなく、やはりなにか事情があるようです。

それにしてもアズールはどうやら一年間だけの限定的な王のようです…何か戦略的な企みが伺えますよね～。 前皇帝は一体アズールに何をさせるつもりなのでしょうか。 アズールも前皇帝に「死ね」と言われたからといってその命令を大人しく受け入れてしまうつもりなのか…。 ニナがこのことを知ったら絶対にまた首を突っ込んで何が何でもアズールを救おうとするでしょうね。

そしてセト！ めちゃくちゃ不器用でしたがニナに“雰囲気告白”してましたね！ やっぱり将来的にはセトとアズールがニナを取り合う三角関係が勃発するんでしょうか！

その展開…熱いですねー！

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