鬼獄の夜・第110話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第110話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

鬼獄の夜・第110話のネタバレ

3人は森の中を逃げ回っていました。

美空はそんな中、恭平の怪我を心配しています。 しかし今はそれどころではないと恭平。

なにせ3人の後ろには鬼が迫っているのです！

美空たちは一緒に施設から這い出してきた信者たちを逃がすために、自分たちが鬼の囮になることを選びました。

木々をなぎ倒しながら突進してくる鬼。 どうやら奴に樹木を避けて通るという知恵はない様子です。

灰原いわく、奴らは不完全な部分も多いのだろうとのこと。 足も顔無し鬼よりかは心なしか遅い気がします。

とはいえすぐそこに脅威が迫っていることに変わりはありません。

美空たちは打開策を考えあぐねながら走り続けることしかできませんでした。 しかし体力も永遠に持つわけではありません。

ふと美空が上を見上げると、贄取塚の付近に車のライトがチラつくのが見えました。

おそらくあれは柴だろうと美空は推察します。

美空は灰原に車の鍵をまだ持っているかと尋ねました。 どうやら美空はあの車を追かけるつもりのようです。

このまま鬼を連れて下山するわけにはいかない…だったら鬼ごと贄取塚に向かうしかない…それが美空の考えでした。

しかし考えながら走っていたせいか、美空は足元を滑らせて斜面を滑り落ちていってしまって…！？

地面にドサっと落ちた美空。 すぐに上を仰いで恭平と灰原の無事を確認しようとしますが、恭平がすぐに覆いかぶさってきました。

美空に物音を立てないように促す恭平。 2人のすぐ上には先ほどの鬼の姿が迫っていました…。

しかし美空たちが身を隠していたせいで、しばらくして鬼はその場から立ち去って行きます。

鬼が騒いでいないところをみると、どうやら灰原もうまく隠れているようです。

美空は恭平にお礼を言います。

しかし彼は返事の代わりに美空の首元にキスをしてきました。

美空はすぐに恭平を引きはがし、こんな時に何を考えているの！と声を荒げます。

しかし騒ぐと鬼がまたくるぞと恭平に言われて…。 恭平は美空の手をとってきました。

自分は2回も死にかけて今も美空を助けた。 頑張ったとは思ってくれないのか？と真剣な眼差しで恭平は美空を見つめてきました。

ご褒美が欲しいと言い出す彼。

美空はふざけないでと言いますが、恭平は美空が欲しいと言って聞きません。 恭平は美空の唇を舌で割ろうとします。 彼の手が美空の胸元に触れます。

美空…好きだよ。 ここまで美空に身体を張れるのは世界でオレだけだ。

オレのところにもどってこい。

一方的に恭平に抱きしめられる美空。

灰原はその姿を頭上から眺めていました。

 

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鬼獄の夜・第110話の感想

恭平がやや強引気味でドキドキする展開です！ ですが美空もまんざらでもなさそうな雰囲気…！ 本気で抵抗すれば振りほどけそうですが、そうしようとはしません。 鬼に見つかるかもしれないからというのもありますが、それにしても大人しい気がします。 やっぱり美空も恭平への想いが健在なんでしょうね～♪

そんな2人の姿を眺めることしかできない灰原の心境は複雑ですよね。 いまだに灰原の腹の内がまだ明らかになっていない気がするので、彼が2人に対して何を思っているかは正確にはわかりませんが…。

この後美空たちはおそらく贄取塚を目指す流れとなりそうです。 果たしてそこに柴とエリカはいるのでしょうか…。 彼らがいる中でも顔無し鬼の延命の秘密を解き明かすことができるのか…。