鬼獄の夜・第157話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第157話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

鬼獄の夜・第157話のネタバレ

橋の上でついに陰斗と紫蝶が邂逅！ しかし紫蝶は、どこか虚ろ気な表情をしていました…。

陰斗は紫蝶の美しさに釘付けになっています。 絹糸のように煌めく巻き毛に、吹けば消えてしまいそうなくらい白い肌と早梅のような唇…。

雪の日の寒空の下にいるはずのない美しい姫君の姿に、陰斗は言葉も出ず息をすることすら忘れてしまいます。

陰斗が固まっていると、紫蝶は何の躊躇いもせずに橋から身を投げました！ 下は極寒の川です。

陰斗は反射的に紫蝶を助けるべく、自らも川へ飛び込みます。

紫蝶を抱きかかえながら、"なぜこんなバカなことをしたんだ！"と陰斗が問うと、紫蝶は"早く終わりにしたかった…終わらせることこそが救いだった…。"と力なく語り、そのまま気を失ってしまいました。

紫蝶の体はどんどん冷え切っていきます。 このままでは自分もろとも命が危ないと察した陰斗は、近くにあった神社の中で暖を取ることにしました。

しかし古い神社だったためか暖を取れるようなものが一つもありません。 陰斗は仕方なく紫蝶の服を脱がせて、自分の体温で彼女を温めてやることにします。

よく見れば紫蝶の顔は、亡き姉の顔にそっくりです。 陰斗は、たとえこの姫君が幻であったとしても…どうかもう少しだけ彼女をこの手に抱かせてほしいと願いながら…眠りに落ちるのでした。

あくる日、陰斗が目覚めると紫蝶の姿はすでに消えていました。 陰斗が動揺していると、慌てた様子の松丸がやってきます。

陰斗が朝になっても帰ってこなかったため、屋敷の物総出で陰斗の行方を捜索していたのだとか。

陰斗は、"近くに珍しい色をした巻き毛の姫はいなかったか！？"と松丸に尋ねますが、松丸はそのような姫は見ていないと答えました。

"幻だったのかもしれない…あの姫には二度と会えないのかもしれない…。"そう思い始める陰斗。

しかしふと見ると服にあの煌びやかな髪がついていることに気が付きました。 陰斗はその一本の髪を刹那げに見つめながら、もう一度貴方に会いたい…と呟きます。

 

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鬼獄の夜・第157話の感想

最初の出会いでは紫蝶は陰斗にまったく興味なしって感じだったんですね。 紫蝶は一体どこのお姫様だったのでしょうか？ 変わった髪色ということなのでもしかしたら異国とのハーフだったのかもしれませんね。

ラストページで紫蝶が自室へ帰ってきた風のシーンがありましたが、部屋はボロボロだし何だか荒れているようにも見えました。 どうやら紫蝶側にも何だか込み入った事情があるようです…。 果たして陰斗と紫蝶はどのような経緯で恋仲へと発展していったのでしょうか…。