サレタガワのブルー・第138話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「サレタガワのブルー」第138話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

やはりレオは藍子を愛していなかった……

売り上げ1位を獲得して満身創痍でホスト引退を宣言するレオ。藍子はレオから高級ホテルのスイートでお祝いをしようと誘われ、先にホテルへ向かうことにします。

豪華な部屋を満喫しながら、久しぶりに下界を見下ろす優越感を堪能する藍子。おそらく今日この場所で、レオからプロポーズを受けるに違いないと期待に胸を膨らませていました。

幸せいっぱいの気持ちでクイーンサイズのベッドで横になっていると、藍子はいつの間にかうたた寝をしてしまいます。

目覚めたのは、ホテルのフロントからの電話でした。なんと藍子は、そのまま翌日のチェックアウトの時間まで眠ってしまっていたのです！

レオが現れた形跡はありません。動揺する藍子は急いでフロントへ向かいますが、そこでは宿泊料の9万円を請求されてしまいます。

実はレオには結婚を前提に付き合っている本命カノジョが別にいて、打ち上げの後に彼が向かったのはその本命カノジョの場所だったのでした……。

藍子はやはり、レオに騙されていたのです。

レオの本性が想像以上にヤバすぎる！

レオは結局、最初から藍子のことを「貢いでくれる女」としか思っていませんでした。彼女から搾り取るだけ搾り取って、最後は捨てようと考えていたのです。

一ヶ月も同棲していたのは、藍子を自分に依存させるためで、最後には私物を質に入れて全てを自分に貢いでくれるのを期待して金ヅルとしてじっくり育てていたとのことでした。

あまりにも鬼畜すぎますよね。しかも1位をとったら引退すると宣言していたレオですが、実はレオはいつも売り上げが1位だったのです。「1位をとったらホストを引退する」という魔法の言葉で、藍子をまんまと騙したレオ……。

そんな彼のことを、後輩の亜蘭（2位のホスト）は、自分は女の子みんな大好きだからそこまで鬼畜になれないと話していました。

亜蘭は最初に藍子に声をかけたホストでしたよね。もしここでレオではなく亜蘭を指名のままにしていたら、藍子はここまで悲惨な末路を迎えなかったかもしれません。

ちなみにレオの本命カノジョは、売り上げの日に80万を落としてくれた風俗嬢のまゆという女性でした。

レオと本命カノジョまゆの関係

まゆの実家は高級老舗旅館で、まゆは両親に反発して都会に出て風俗嬢として働きに出ていました。しかもまゆは、子供がいるシングルマザーです。

そんな彼女ですが、レオはまゆにベタ惚れしており、彼女の両親を直接説得し、自分たちが旅館を継ぐと話をつけていました。

両親はその申し出を了承し、ホストを引退した後のレオはまゆと結婚して老舗旅館で働くという予定までしっかり組んであったのです。

こんな状況に藍子が入り込む余地なんて微塵もありませんよね。

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これまで無表情でクールなイメージのレオでしたが、まゆの前ではまるで犬のようにはしゃぎ、笑顔を見せていました。レオは感情を表に出しにくいキャラなのではなく、単純に藍子に対して冷ややかな気持ちを抱いていたのが顔に出てしまっていただけなんですね……。

藍子のことをボロボロに言うレオの話の内容がひどすぎて見るに堪えませんでした。

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